ANA SFCからスタアラゴールドが外れる、その意味
わたしは長らくANAのスーパーフライヤーズカード、通称SFCを愛用してきました。そのSFCから、2028年以降スターアライアンスゴールドのステータスが外れるというニュースが流れたとき、正直かなり動揺しました。SFCの最大の魅力は、国内線ラウンジだけでなく、スタアラ加盟航空会社の海外空港でもゴールド特典が使えることにあったからです。
今回のAviation Wireの特集記事では、なぜANAがこのような決断をしたのか、そして「持つカード」としてのSFCがこれからどう生きていくのかが考察されています。わたしなりに、その内容と自分の考えをまとめてみました。
変更内容をざっくり整理
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象カード | ANA スーパーフライヤーズカード(SFC) |
| 変更時期 | 2028年を目処に制度見直し |
| 変更ポイント | スターアライアンスゴールド特典が原則外れる方向 |
| 残る特典 | ANA国内線ラウンジ、優先搭乗、アップグレードポイントなど |
なぜ外すのか、わたしなりの考察
記事を読んで感じたのは、ANAはステータスの「希少価値」を取り戻そうとしているのだろうということです。年会費を払い続ければ一生ゴールド、という仕組みは利用者にとってはありがたい反面、本当に毎年たくさん搭乗しているダイヤモンドやプラチナ会員からすれば、空港ラウンジの混雑などで不満の種にもなっていました。

スタアラ全体で見ても、ゴールド会員の数が多すぎると海外空港のラウンジキャパシティが追いつかなくなります。ANAとしても、同盟内での発言力やブランドを維持するためには、ある程度の整理が必要だったのではないかと想像します。
これからの「持つカード」の価値
では、SFCにもう価値がないのかというと、わたしはそうは思いません。国内線を中心に使うなら、ラウンジや優先搭乗、手荷物優先受け取りなどのメリットは依然として大きいです。むしろ、海外特典が減る分、国内での利便性に特化したカードとして位置づけが明確になるとも言えます。
一方で、海外でもスタアラゴールドを使いたい人は、毎年しっかりプレミアムポイントを積んでステータスを維持する「現役修行」の道を選ぶことになります。これまでのように「一度取れば終わり」ではなく、継続的な搭乗が前提になるイメージです。
修行はまだ間に合うのか
2028年までには時間があります。今SFCを持っていない人が、駆け込みで修行するのはアリかという質問をよく受けますが、わたしは「国内線利用がメインなら今でも十分価値はある」と答えています。ただ、海外ラウンジ目当てだけで修行するのは、長期的には見合わないかもしれません。これからは、カードの使い方そのものを見直す時期に入ったと感じます。
よくある質問
Q. 2028年以降、SFCはまったく使えなくなるのですか?
A. いいえ、SFCそのものは継続します。外れる可能性があるのはスターアライアンスゴールドのステータス部分で、ANA国内線ラウンジや優先搭乗などの基本特典は維持される見込みです。国内線利用者にとっての価値は残ります。
Q. 今から修行してSFCを取る意味はありますか?
A. 国内線中心ならまだ十分意味があります。ただし海外のスタアラ加盟社ラウンジを使いたいだけなら、2028年以降は特典が縮小される可能性があるため、ご自身の利用パターンをよく見てから判断されるのがおすすめです。
Q. 海外でゴールド特典を使い続けたい場合はどうすればいいですか?
A. 毎年プレミアムポイントを積んで、ブロンズ以上のステータスを現役で維持する必要があります。年間50,000PPでプラチナ、スタアラゴールド相当になりますので、継続的な搭乗計画を立てることになります。
Q. JALのJGCも同じような変更がありますか?
A. 現時点でJALのJGCについて同様の発表は出ていません。ただしワンワールドでも会員数の増加は課題となっており、将来的に見直しが入る可能性はゼロではないので、各社の発表を注視したいところです。
Q. SFCの年会費は変わりますか?
A. 現時点で年会費の変更は発表されていません。ただし特典内容が見直されるタイミングで、年会費や付帯サービスも併せて再設計される可能性はあります。今後の公式アナウンスを確認するようにしています。
TE travel 

