ANA が国際線ビジネスクラスを約10年ぶりに刷新します。
新シートの名前は「THE Room FX」。FX は Future Experience の略で、椅子・ソファ・ベッドの3つのスタイルを切り替えられる、これまでにないコンセプトのシートです。2026年度からボーイング787-9 の長距離国際線機に順次導入されていきます。
このページでは、THE Room FX の特徴・対象機材・導入路線・現行のビジネスクラス(THE Room)との違いを、現時点でわかっている情報をもとにまとめました。
THE Room FX とは



THE Room FX が最初に導入されるのは、ボーイング787-9(B787-9)です。中型機の長距離国際線に約10年ぶりに新しいシートが入ることになります。B787-9 は1機あたり206席ほどの構成になる予定です。
導入予定路線
ANA は、THE Room FX を搭載した機材を、欧州・北米の高単価路線に集中して投入する方針を発表しています。
公表されている対象路線は次のとおりです。
- 北米:ロサンゼルス/ワシントン/ヒューストン/シアトル/ホノルル/バンクーバー
- 欧州:パリ/フランクフルト/ミュンヘン
- アジア・オセアニア:シドニー/シンガポール/クアラルンプール
ロンドン・ニューヨーク・シカゴといった主要長距離路線は、現時点では別の機材(B777)が中心になっています。これらの路線では、ファーストクラス「THE Suite」と現行の「THE Room」が引きつづき主軸です。

THE Room(現行)と THE Room FX の違い
ANA のビジネスクラス上位機材には、すでに「THE Room」というシートが導入されています(B777-300ER の一部機材)。THE Room FX は、その後継ではなく、中型機(B787-9)向けに新しく開発されたシートです。
| 導入機材 | B777-300ER の一部 | B787-9 に順次 |
| シート構造 | スタッガード型・個室感のあるドア付き | 椅子・ソファ・ベッドの3モード切替 |
| 配列 | 1-2-1(ジグザグ) | 1-2-1(B787-9) |
| 導入時期 | 2019年〜 | 2026年度〜 |
| コンセプト | プライベート空間 | 過ごし方を変えられる空間 |

予約するときに知っておきたいこと
THE Room FX を狙って乗る場合、いくつかのポイントがあります。
- 機材コードは B787-9(788/789 と表示されることがある)
- 同じ路線でも、便によって機材が変わる場合があるので、予約時に機材を確認する
- 順次導入のため、すべての B787-9 が即日 THE Room FX になるわけではない
ANA の予約サイトの「機内設備・座席」で、シートマップを確認するのが確実です。
まとめ
THE Room FX は、ANA がビジネスクラスをもう一段階上に引き上げる、注目のシートです。椅子・ソファ・ベッドの3モード切替という、これまでのビジネスクラスにはなかったコンセプト。中型機 B787-9 で、欧州・北米の高単価路線に投入されることが、すでに発表されています。
導入が始まったら、わたしも実際に搭乗してレポートをお届けする予定です。
あわせて読みたい
- ANA ビジネスクラス搭乗記|THE Room シートと機内食を徹底レビュー
- シンガポール航空 ビジネスクラス搭乗記|バリ島線 スタッガード・シート&ブック・ザ・クック
- ANA ファーストクラス THE Suite 搭乗記|羽田-ロンドン線 完全レビュー
よくある質問
Q. ANAビジネスクラス THE Roomとは何ですか?
A. ANA THE Roomは、B777-300ERに搭載されたANAのビジネスクラスシートです。個室に近い完全プライベート設計で、フルフラットベッド・大型スクリーン・和洋の機内食が提供されます。
Q. ANAビジネスクラスは何マイルで乗れますか?
A. 日本-ヨーロッパのビジネスクラス往復は2026年改定後で90,000マイル前後が目安です。ANAアメックス ゴールドカードのフライトボーナス+25%とマリオット ボンヴォイのポイント交換でマイルを効率よく貯められます。
Q. ANAビジネスクラスのシートは何種類ありますか?
A. 長距離国際線ではTHE Room(B777-300ER)、中長距離ではビジネスクラスシート(B787など)が使われます。2026年には新B787-9型機にTHE Room FXが導入予定です。
TE travel 

