ANAが9-10月の燃油サーチャージを引き下げ。欧米往復11万円、ハワイ7.16万円に

ANAが9-10月の燃油サーチャージを引き下げ。欧米往復11万円、ハワイ7.16万円に

ANAが9-10月の燃油サーチャージを引き下げ

わたしは航空券の価格変動をいつもチェックしているのですが、うれしいニュースがはいってきました。ANA(全日本空輸)が、2025年9月から10月に発券する国際線航空券の燃油サーチャージを、前期(7-8月発券分)よりも引き下げることを発表しました。

欧米線の往復は11万円、ハワイ線の往復は7万1,600円と、じわじわと下がってきている印象です。これから海外旅行を計画している方にとっては、少し追い風になりそうですね。

9-10月の燃油サーチャージ一覧

おもな路線の片道あたりのサーチャージは、以下のとおりです。往復で利用する場合は、単純に2倍した金額が加算されます。

ANA 787ドリームライナーの機体外観
ANA 787ドリームライナーの機体外観(写真:Wikimedia Commons / ANA_Boeing_787-8_Dreamliner_cabin_panorama.jpg: Masakazu Mat / CC BY 2.0)
路線 片道サーチャージ(往復合計)
北米・欧州・中東・オセアニア 55,000円(110,000円)
ハワイ・インド・インドネシア 35,800円(71,600円)
タイ・シンガポール・マレーシアなど 24,500円(49,000円)
中国・香港・台湾 14,300円(28,600円)
韓国 7,400円(14,800円)

なぜ値下げになったのか

燃油サーチャージは、シンガポールケロシン(航空燃料)の市況価格と為替レートをもとに、2か月ごとに見直されています。今回の引き下げは、対象期間の燃料価格がやや落ち着いたことが背景にあります。とはいえ、まだまだ歴史的には高めの水準なので、油断はできません。

お得に予約するためのコツ

燃油サーチャージは、発券日を基準に金額が決まります。つまり、8月末までに発券したチケットは7-8月の高い金額が適用され、9月1日以降に発券すれば新しい安い金額になります。旅行の予定が確定しているなら、発券のタイミングを少し調整するだけで、往復1〜2万円ほど節約できることもあります。

また、特典航空券を使えばサーチャージは払うものの、運賃部分はマイルで賄えるので、トータルの支払いはぐっと抑えられます。わたしは長距離路線ほどマイルを積極的に使うようにしています。

よくある質問

Q. 燃油サーチャージはいつの時点の金額が適用されますか?

A. 予約日ではなく、航空券を発券した日を基準に金額が確定します。9月1日以降に発券すれば、今回の引き下げ後の金額が適用されます。予約だけ先にして発券をずらす場合は、旅行会社に確認しておくと安心です。

Q. 特典航空券でも燃油サーチャージはかかりますか?

A. はい、ANAの特典航空券は燃油サーチャージと空港税を現金で支払う必要があります。ただし運賃部分がマイルで賄えるので、通常の有償航空券よりトータル支払いは大幅に安くなります。長距離路線ほどお得感が大きいです。

Q. すでに発券したチケットも安くなりますか?

A. 残念ながら、すでに発券済みのチケットは発券時の金額が確定しているため、遡って値下げされることはありません。逆に、値上げの際も発券後に追加請求されることはないので、発券タイミングはとても重要です。

Q. ANAとJALでサーチャージの金額は違いますか?

A. 算定方式が同じなので、ほぼ同水準になることが多いですが、細かい金額は各社で異なります。JALも同時期に見直しを発表することが多いので、両社の金額を比較して安いほうを選ぶのもひとつの方法です。

Q. 今後さらに下がる可能性はありますか?

A. 燃料価格と為替次第です。原油価格が下落傾向で、円高が進めばさらに下がる可能性はあります。ただし中東情勢など不安定要素も多いので、旅行の予定が決まっているなら早めに発券してしまうのが無難だと思います。

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この記事を書いた人
TE travel 編集部
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