ANAが777Xと737MAX受領遅延、IBEXと業務提携しE190-E2を追加発注へ

ANA Boeing 777-300ERの機体

ANAが直面する777Xと737MAXの受領遅れ

わたしは今回、ANAホールディングスが公表した機材計画のニュースをまとめてお伝えします。ボーイング777Xと737MAXについて、当初予定していた受領時期が遅れる見通しになったとのことです。これは製造元であるボーイング側の生産・認証プロセスの遅延が背景にあり、世界中の航空会社に影響が広がっています。

ANAは777Xを国際線の主力機として位置づけていて、既存の777-300ERを置き換える重要なピースになる予定でした。737MAXも国内線・近距離国際線での燃費改善に大きく貢献する機材だけに、受領遅れは中期的なフリート戦略に少なからぬ影響を与えそうです。

IBEXエアラインズとの業務提携とE190-E2追加発注

もうひとつの大きな話題が、IBEXエアラインズとの業務提携、そしてエンブラエルE190-E2の追加発注です。IBEXは仙台を拠点にリージョナル路線を展開する航空会社で、これまでもANAとコードシェア運航を行ってきました。今回の提携でより深い関係になり、地方路線ネットワークの強化につながる見込みです。

ANA Boeing 777-300ER国際線機
ANA Boeing 777-300ER国際線機(写真:Wikimedia Commons / BriYYZ / CC BY-SA 2.0)

E190-E2は最新世代のリージョナルジェットで、燃費性能や騒音面での改善が大きく、地方空港の運航にも適しています。わたしとしては、地方路線に新しい機材が入ることで、快適性や定時性の向上が期待できる点に注目しています。

今回の発表のポイント整理

項目 内容
777X ボーイング側の遅延で受領時期がずれ込む見通し
737MAX 国内線・近距離国際線向け、こちらも受領遅れ
IBEXとの提携 業務提携を深化、地方路線ネットワーク強化
E190-E2 最新リージョナルジェットを追加発注

搭乗を楽しみにしている読者への影響

777Xを心待ちにしていたかたには少し残念なお知らせかもしれません。ただ、現行の777-300ERやTHE Room搭載機は今後も引き続き活躍しますので、豪華な国際線体験は変わらず楽しめます。一方で、E190-E2の導入によって地方路線がより快適になることは、出張や国内旅行を楽しむわたしたちにとってうれしいポイントです。

フリート戦略の変化は、マイル修行やSFC取得の路線選びにも影響してきますので、今後の続報にも注目していきたいと思います。

よくある質問

Q. ANAの777Xはいつごろ就航しそうですか?

A. 当初は2020年代前半の受領を予定していましたが、ボーイング側の認証や生産の遅れで数年単位のずれ込みが見込まれています。正式な就航時期は今後の続報を待つ必要があり、現時点では明確な日程は公表されていません。

Q. 737MAXが遅れることで国内線はどうなりますか?

A. 現在運航中の737-800がしばらく主力として残る見通しです。座席配置やサービス内容に大きな変更はなく、国内線利用者にとって直接的な不便はほとんど生じないと考えられます。ただし機材更新による燃費改善が遅れる点は経営面での課題です。

Q. IBEXエアラインズとはどんな航空会社ですか?

A. 仙台空港を拠点に、地方都市間を結ぶリージョナル路線を運航する航空会社です。エンブラエル製の小型ジェットを使い、ANAとのコードシェアで多くの路線を展開しています。ビジネス利用者を中心に高い定時性で評価されています。

Q. E190-E2はどんな機材ですか?

A. ブラジルのエンブラエルが製造する最新世代のリージョナルジェットです。座席数は約100席前後で、従来機に比べて燃費と騒音性能が大きく改善されています。快適な客室と広めの荷物棚が特徴で、地方路線の質を底上げしてくれる機材です。

Q. 機材遅延はマイル特典航空券に影響しますか?

A. 直接的な影響は限定的ですが、777Xで導入予定だった新座席の登場が遅れる可能性はあります。現行のTHE RoomやTHE Suite搭載機は引き続き特典航空券で狙えるため、これから修行や特典利用を計画するかたはむしろ今の機材を楽しむ好機とも言えます。

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この記事を書いた人
TE travel 編集部
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