マリオット ボンヴォイ アメックス2枚を徹底比較|プレミアムとスタンダード、どちらを選ぶか

マリオット ボンヴォイ アメックス プレミアム カード比較

このページは「マリオット ボンヴォイ 日本完全ガイド(2026年版)」のクラスター記事です。全体像を把握したい方は先に完全ガイドをご覧ください。

マリオット ボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・カードは、旅行好きのあいだで「ANAマイルを最も効率よく貯められるクレジットカードのひとつ」として知られています。マリオット系列のホテル利用でポイントが大きく貯まり、そのポイントをANAマイルに交換できる仕組みが、長距離旅行者に支持されている理由です。

日本では「プレミアム」と「スタンダード」の2種類が発行されており、年会費・ステータス・特典の内容が大きく異なります。

2枚の基本スペック比較

項目 プレミアム スタンダード
年会費(本会員) 82,500円(税込) 34,100円(税込)
年会費(家族カード) 1枚目無料・2枚目以降41,250円 1枚目無料・2枚目以降17,050円
自動付与ステータス ゴールドエリート ゴールドエリート
ポイント還元(マリオット系列) 100円=3ポイント 100円=2ポイント
ポイント還元(その他) 100円=1ポイント 100円=1ポイント
プラチナエリート昇格条件 年間400万円のカード利用(2025年限定の経過措置) なし
継続時の無料宿泊特典 上限50,000ポイント(年間400万円利用で上限75,000ポイントにアップグレード) 上限50,000ポイント(2025年8月〜)
入会特典(宿泊実績付与) 15泊分 毎年5泊分のエリートナイトクレジット

※ポイント還元率・条件は変更される場合があります。最新情報はアメリカン・エキスプレス公式サイトでご確認ください。

マリオット ボンヴォイとはどんなプログラムか

マリオット ボンヴォイは、世界30以上のホテルブランド・8,000以上のホテルをカバーするロイヤルティプログラムです。リッツ・カールトン・JWマリオット・ウェスティン・シェラトン・Wホテル・コートヤードなど、日本国内でも各地に展開するブランドがすべて対象です。

これだけの規模のプログラムに、クレジットカード1枚でアクセスできる点がマリオット ボンヴォイ アメックスの最大の強みです。ポイントはホテルの宿泊に使えるだけでなく、45以上の航空会社のマイルに交換できます。日本発の旅行者にとって、ANAマイルへの交換ルートが特に魅力的です。

マリオット ボンヴォイ アメックス プレミアム

ゴールドエリート — 入会と同時に始まるアップグレード

プレミアムカードに入会すると、マリオット ボンヴォイの「ゴールドエリート」ステータスが自動的に付与されます。通常ゴールドエリートには年間25泊が必要ですが、カードを持つだけで手に入ります。

ゴールドエリートの主な特典:
– ウェルカムギフト(ポイントまたはアメニティの選択)
– 客室アップグレード(空室状況による)
– レイトチェックアウト(14:00まで)
– ボーナスポイント25%加算(滞在ごと)

都市部のシェラトンやウェスティンでのチェックイン時、ゴールドエリートとして「上の階の部屋に変えました」と案内される体験は、出張でも旅行でも旅の質を変えます。

入会時に15泊分の宿泊実績がプレゼント

プレミアムカードの入会時には、宿泊実績15泊分が付与されます。マリオット ボンヴォイのプラチナエリートは通常50泊が必要ですが、この15泊分のスタートダッシュにより、実際に必要な宿泊数が大幅に少なくなります。ホテルによく泊まる方なら、初年度からプラチナエリートに手が届く可能性があります。

プラチナエリートへの昇格条件

カードの年間利用額が一定額を超えると、翌年のプラチナエリートステータスが付与されます。これは2025年限定の経過措置として案内されているもので、年間400万円のカード利用が条件です。今後の年度で条件や金額が変わる可能性があるため、申し込み前にアメリカン・エキスプレス公式サイトで最新の内容を確認してください。

プラチナエリートになると、ホテルステイの体験は一段と変わります:
– スタンダードルームからスイートを含む客室へのアップグレード
– 朝食無料(リッツカールトン・JWマリオット・W・ウェスティン等、一部ブランドで提供)
– レイトチェックアウト(16:00まで)
– ボーナスポイント50%加算
– ラウンジアクセス(条件あり)
– ウェルカムギフトの選択肢が拡大

たとえばリッツカールトン東京でプラチナエリートとして宿泊すると、デラックスルーム予約がクラブフロアへアップグレードされるケースがあります。クラブフロアのラウンジでは朝食・アフタヌーンティー・カクテルアワーが提供されます。この差は、ホテル料金の差をはるかに上回る体験価値です。

プレミアムには、カードを継続すると受け取れる無料宿泊特典もあります。基本は上限50,000ポイントの無料宿泊で、年間400万円のカード利用を達成した場合は上限75,000ポイントにアップグレードされます。高カテゴリーのホテルを1泊分まかなえる特典で、年会費の回収を大きく後押しします。

ANAマイルへの変換 — 60,000ポイントで25,000マイル

マリオット ボンヴォイのポイントをANAマイルに交換する仕組みは、旅行者の間で「最強のマイル変換ルート」と評されることがあります。

交換先 基本レート 60,000ptまとめ交換時
ANAマイル 3ポイント→1マイル 60,000pt→25,000マイル(5,000マイルボーナス込み)
JALマイル 3ポイント→1マイル 60,000pt→25,000マイル(同上)
シンガポール航空 KrisFlyer 3ポイント→1マイル 同様のボーナス適用
ユナイテッド航空 MileagePlus 3ポイント→1マイル 同様のボーナス適用

60,000ポイントをまとめて交換すると、通常の20,000マイルに5,000マイルのボーナスが加算され、25,000マイルになります。これは「60,000ポイントで25,000マイル」という実質レートです。

ANAの特典航空券で考えると、25,000マイルは東京 — ソウル・上海・台北などのビジネスクラス往復(時期によって異なります)に使えるマイル数です。マリオット系列のホテルに泊まりながらポイントを積み上げ、それをANAマイルに変換して特典航空券で飛ぶ — このサイクルが、マリオット ボンヴォイ プレミアムカードの最も合理的な使い方です。

ポイント宿泊の魅力

マリオット ボンヴォイのポイントはホテル宿泊にも使えます。1泊あたりのポイント消費は各ホテルのカテゴリーと日程によって決まります。マリオット ボンヴォイは2022年から変動制(ダイナミックプライシング)を採用しており、繁忙期はポイント消費数も上がる仕組みです。それでも、現金価格の上がり方に対してポイント消費の上がり方がゆるやかな時期は、ポイント宿泊の価値が相対的に高くなります。

たとえば東京・大阪の人気ホテルで現金だと1泊6〜7万円する年末年始は、同じ日程を現金で払うよりポイントで押さえたほうが得になるケースがあります。貯めたポイントを「現金換算で最も価値の高いタイミング」に使うことが、ポイント活用の鍵です。

マリオット ボンヴォイ アメックス スタンダード

年会費と自動ステータス

年会費34,100円。2025年8月のカード改定により、自動付与ステータスがシルバーエリートからゴールドエリートに引き上げられました。プレミアムと同じゴールドエリートが、より安い年会費で持てるようになった形です。

ゴールドエリートの主な特典:
– ウェルカムギフト(ポイントまたはアメニティの選択)
– 客室アップグレード(空室状況による)
– レイトチェックアウト(14:00まで)
– ボーナスポイント25%加算(滞在ごと)

あわせて、毎年5泊分のエリートナイトクレジットが付与されます。宿泊実績の積み上げがゼロから始まらないため、ホテルに泊まる方は上位ステータスまでの距離が少し縮まります。

さらに2025年8月からは、カードを継続すると上限50,000ポイントの無料宿泊特典が付くようになりました(改定前は付与なし)。1泊50,000ポイント以下のホテルであれば、この特典1回で年会費の多くを回収できる計算です。

スタンダードを選ぶ理由

プレミアムと比べると年会費が48,400円安くなります。それでいて自動付与ステータスは同じゴールドエリートで、継続時の無料宿泊特典(上限50,000ポイント)も付きます。マリオット系列ホテルへの宿泊頻度が中くらいまでの方や、まずポイントプログラムを試してみたい方に向いています。

スタンダードのマリオット系列でのポイント還元は100円=2ポイントで、プレミアム(100円=3ポイント)よりは低めですが、マイル交換目的でポイントを貯める使い方は同様に可能です。ちがいは、プラチナエリートへの昇格経路がない点と、無料宿泊特典が上限50,000ポイントで固定される点です。プラチナの朝食やスイートアップグレードまで狙うならプレミアム、ゴールドエリートと無料宿泊で十分ならスタンダード、という切り分けになります。

どちらを選ぶか

プレミアムがあう人

  • マリオット・シェラトン・W・リッツカールトンなど系列ホテルに年3泊以上する
  • ゴールドエリートのアップグレード・レイトチェックアウトを実際の旅行で活用できる
  • ANAマイルをポイント経由で効率的に貯めたい
  • 年間400万円のカード利用でプラチナエリートを目指したい(2025年限定の経過措置)
  • プラチナエリートとして朝食・スイートアップグレードを受けたい

スタンダードがあう人

  • マリオット系列への宿泊は年1〜2泊程度
  • まずマリオット ボンヴォイの仕組みを試してみたい
  • 年会費コストを抑えてポイントを貯めることを優先している

マリオット ボンヴォイのポイントプログラムは、ホテル宿泊・マイル交換・ポイント宿泊という3つの使い道を持つ点で、他のホテルプログラムにない汎用性があります。世界8,000以上のホテルをカバーするスケールは、旅行先を選ばずポイントを使い続けられることを意味します。プレミアムカードで積み上げたポイントは、国内のビジネス出張から海外のラグジュアリーホテル宿泊、ANAビジネスクラスの特典航空券まで、幅広い旅に変えられます。


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よくある質問

Q. マリオット ボンヴォイ アメックス プレミアムの年会費はいくらですか?

A. 82,500円(税込)です。家族カードは1枚目無料、2枚目以降は41,250円です。

Q. マリオット ボンヴォイのポイントはANAマイルに交換できますか?

A. はい。60,000ポイントをまとめてANAマイルに交換すると、ボーナス5,000マイルが加算されて25,000マイルになります。

Q. マリオット ボンヴォイ アメックス プレミアムでプラチナエリートになれますか?

A. なれます。2025年限定の経過措置として、年間400万円のカード利用で翌年のプラチナエリートステータスが付与されます。今後の年度で条件が変わる可能性があるため、申し込み前に公式サイトで最新の内容をご確認ください。

Q. マリオット ボンヴォイ アメックス スタンダードとプレミアムの違いは何ですか?

A. 主な違いは年会費(スタンダード34,100円・プレミアム82,500円)、マリオット系列でのポイント還元率(スタンダード100円=2ポイント・プレミアム100円=3ポイント)、プラチナエリート昇格経路の有無、無料宿泊特典の上限です。2025年8月の改定で、自動付与ステータスは両カードともゴールドエリートになりました。

Q. マリオット ボンヴォイ アメックスはどのホテルブランドで使えますか?

A. リッツ・カールトン・JWマリオット・ウェスティン・シェラトン・Wホテル・コートヤード・モクシー・フェアフィールドなど、日本国内約130以上の施設を含む世界8,000以上のホテルで使えます。

Q. 入会特典の15泊実績は、プラチナチャレンジに使えますか?

A. 使えません。プラチナチャレンジは「公式サイトまたは電話予約での有償宿泊16泊」が条件で、カード特典の宿泊実績はカウント対象外です。15泊実績は通常の宿泊実績の積み上げには使えますが、チャレンジ期間中の宿泊要件を満たすことはできません。



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この記事を書いた人
TE travel 編集部
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