マリオット ボンヴォイ アメックス2枚を徹底比較|プレミアムとスタンダード、どちらを選ぶか

マリオット ボンヴォイ アメックス プレミアム カード比較

マリオット ボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・カードは、旅行好きのあいだで「ANAマイルを最も効率よく貯められるクレジットカードのひとつ」として知られています。マリオット系列のホテル利用でポイントが大きく貯まり、そのポイントをANAマイルに交換できる仕組みが、長距離旅行者に支持されている理由です。

日本では「プレミアム」と「スタンダード」の2種類が発行されており、年会費・ステータス・特典の内容が大きく異なります。

2枚の基本スペック比較

項目 プレミアム スタンダード
年会費(本会員) 82,500円(税込) 34,100円(税込)
年会費(家族カード) 1枚目無料・2枚目以降41,250円 1枚目無料・2枚目以降17,050円
自動付与ステータス ゴールドエリート シルバーエリート
ポイント還元(マリオット系列) 200円=6ポイント 200円=2ポイント
ポイント還元(その他) 200円=2ポイント 200円=2ポイント
プラチナエリート昇格条件 年間400万円(2025年度)/ 500万円(2026年度以降) なし
入会特典(宿泊実績付与) 15泊分 なし

※ポイント還元率・条件は変更される場合があります。最新情報はアメリカン・エキスプレス公式サイトでご確認ください。

マリオット ボンヴォイとはどんなプログラムか

マリオット ボンヴォイは、世界30以上のホテルブランド・8,000以上のホテルをカバーするロイヤルティプログラムです。リッツ・カールトン・JWマリオット・ウェスティン・シェラトン・Wホテル・コートヤードなど、日本国内でも各地に展開するブランドがすべて対象です。

これだけの規模のプログラムに、クレジットカード1枚でアクセスできる点がマリオット ボンヴォイ アメックスの最大の強みです。ポイントはホテルの宿泊に使えるだけでなく、45以上の航空会社のマイルに交換できます。日本発の旅行者にとって、ANAマイルへの交換ルートが特に魅力的です。

マリオット ボンヴォイ アメックス プレミアム

ゴールドエリート — 入会と同時に始まるアップグレード

プレミアムカードに入会すると、マリオット ボンヴォイの「ゴールドエリート」ステータスが自動的に付与されます。通常ゴールドエリートには年間25泊が必要ですが、カードを持つだけで手に入ります。

ゴールドエリートの主な特典:
– ウェルカムギフト(ポイントまたはアメニティの選択)
– 客室アップグレード(空室状況による)
– レイトチェックアウト(14:00まで)
– ボーナスポイント25%加算(滞在ごと)

都市部のシェラトンやウェスティンでのチェックイン時、ゴールドエリートとして「上の階の部屋に変えました」と案内される体験は、出張でも旅行でも旅の質を変えます。

入会時に15泊分の宿泊実績がプレゼント

プレミアムカードの入会時には、宿泊実績15泊分が付与されます。マリオット ボンヴォイのプラチナエリートは通常50泊が必要ですが、この15泊分のスタートダッシュにより、実際に必要な宿泊数が大幅に少なくなります。ホテルによく泊まる方なら、初年度からプラチナエリートに手が届く可能性があります。

プラチナエリートへの昇格条件

カードの年間利用額が一定額を超えると、翌年のプラチナエリートステータスが付与されます。

  • 2025年プログラム期間(〜2025年12月31日):年間400万円のカード利用
  • 2026年プログラム期間(2025年10月27日〜2026年10月26日):年間500万円のカード利用

プラチナエリートになると、ホテルステイの体験は一段と変わります:
– スタンダードルームからスイートを含む客室へのアップグレード
– 朝食無料(リッツカールトン・JWマリオット・W・ウェスティン等、一部ブランドで提供)
– レイトチェックアウト(16:00まで)
– ボーナスポイント50%加算
– ラウンジアクセス(条件あり)
– ウェルカムギフトの選択肢が拡大

たとえばリッツカールトン東京でプラチナエリートとして宿泊すると、デラックスルーム予約がクラブフロアへアップグレードされるケースがあります。クラブフロアのラウンジでは朝食・アフタヌーンティー・カクテルアワーが提供されます。この差は、ホテル料金の差をはるかに上回る体験価値です。

ANAマイルへの変換 — 60,000ポイントで25,000マイル

マリオット ボンヴォイのポイントをANAマイルに交換する仕組みは、旅行者の間で「最強のマイル変換ルート」と評されることがあります。

交換先 基本レート 60,000ptまとめ交換時
ANAマイル 3ポイント→1マイル 60,000pt→25,000マイル(5,000マイルボーナス込み)
JALマイル 3ポイント→1マイル 60,000pt→25,000マイル(同上)
シンガポール航空 KrisFlyer 3ポイント→1マイル 同様のボーナス適用
ユナイテッド航空 MileagePlus 3ポイント→1マイル 同様のボーナス適用

60,000ポイントをまとめて交換すると、通常の20,000マイルに5,000マイルのボーナスが加算され、25,000マイルになります。これは「60,000ポイントで25,000マイル」という実質レートです。

ANAの特典航空券で考えると、25,000マイルは東京 — ソウル・上海・台北などのビジネスクラス往復(時期によって異なります)に使えるマイル数です。マリオット系列のホテルに泊まりながらポイントを積み上げ、それをANAマイルに変換して特典航空券で飛ぶ — このサイクルが、マリオット ボンヴォイ プレミアムカードの最も合理的な使い方です。

ポイント宿泊の魅力

マリオット ボンヴォイのポイントはホテル宿泊にも使えます。1泊あたりのポイント消費は各ホテルのカテゴリーと日程によって決まりますが、繁忙期でもポイントレートが変わらない「ピーク料金なしの固定制度」があるため、現金価格が高い時期こそポイント宿泊の価値が上がります。

たとえば東京・大阪の人気ホテルで1泊6〜7万円する年末年始でも、ポイント宿泊は同じポイント数で予約できます。貯めたポイントを「現金換算で最も価値の高いタイミング」に使うことが、ポイント活用の鍵です。

マリオット ボンヴォイ アメックス スタンダード

年会費と自動ステータス

年会費34,100円。自動付与ステータスはシルバーエリートです。

シルバーエリートの主な特典:
– ウェルカムギフト(ポイントまたはアメニティ)
– ボーナスポイント10%加算
– レイトチェックアウト(リクエスト可)

スタンダードを選ぶ理由

プレミアムと比べると年会費が48,400円安くなります。マリオット系列ホテルへの宿泊頻度が低い方や、まずポイントプログラムを試してみたい方に向いています。

スタンダードのポイント還元は200円=2ポイントとプレミアムの3分の1ですが、マイル交換目的でポイントを貯める使い方は同様に可能です。プラチナエリートへの昇格経路はないため、ホテルでの特典より「マイルを貯める手段のひとつ」として割り切った使い方が現実的です。

どちらを選ぶか

プレミアムがあう人

  • マリオット・シェラトン・W・リッツカールトンなど系列ホテルに年3泊以上する
  • ゴールドエリートのアップグレード・レイトチェックアウトを実際の旅行で活用できる
  • ANAマイルをポイント経由で効率的に貯めたい
  • 年間400〜500万円のカード利用でプラチナエリートを目指したい
  • プラチナエリートとして朝食・スイートアップグレードを受けたい

スタンダードがあう人

  • マリオット系列への宿泊は年1〜2泊程度
  • まずマリオット ボンヴォイの仕組みを試してみたい
  • 年会費コストを抑えてポイントを貯めることを優先している

マリオット ボンヴォイのポイントプログラムは、ホテル宿泊・マイル交換・ポイント宿泊という3つの使い道を持つ点で、他のホテルプログラムにない汎用性があります。世界8,000以上のホテルをカバーするスケールは、旅行先を選ばずポイントを使い続けられることを意味します。プレミアムカードで積み上げたポイントは、国内のビジネス出張から海外のラグジュアリーホテル宿泊、ANAビジネスクラスの特典航空券まで、幅広い旅に変えられます。


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よくある質問

Q. マリオット ボンヴォイ アメックス プレミアムの年会費はいくらですか?

A. 82,500円(税込)です。家族カードは1枚目無料、2枚目以降は41,250円です。

Q. マリオット ボンヴォイのポイントはANAマイルに交換できますか?

A. はい。60,000ポイントをまとめてANAマイルに交換すると、ボーナス5,000マイルが加算されて25,000マイルになります。

Q. マリオット ボンヴォイ アメックス プレミアムでプラチナエリートになれますか?

A. なれます。2025年度は年間400万円、2026年度以降は年間500万円のカード利用で翌年のプラチナエリートステータスが付与されます。

Q. マリオット ボンヴォイ アメックス スタンダードとプレミアムの違いは何ですか?

A. 主な違いは年会費(スタンダード34,100円・プレミアム82,500円)、自動付与ステータス(スタンダード:シルバーエリート・プレミアム:ゴールドエリート)、ポイント還元率、プラチナエリート昇格経路の有無です。

Q. マリオット ボンヴォイ アメックスはどのホテルブランドで使えますか?

A. リッツ・カールトン・JWマリオット・ウェスティン・シェラトン・Wホテル・コートヤード・モクシー・フェアフィールドなど、日本国内約130以上の施設を含む世界8,000以上のホテルで使えます。

Q. 入会特典の15泊実績は、プラチナチャレンジに使えますか?

A. 使えません。プラチナチャレンジは「公式サイトまたは電話予約での有償宿泊16泊」が条件で、カード特典の宿泊実績はカウント対象外です。15泊実績は通常の宿泊実績の積み上げには使えますが、チャレンジ期間中の宿泊要件を満たすことはできません。



この記事を書いた人
TE travel 編集部
TE travel は、Team Elite メンバーによる旅行記録サイトです。ANAダイヤモンド・マリオット チタンエリート・ヒルトン ダイヤモンドなど、各プログラムの上級ステータスを実際に取得・維持しながら、ファーストクラス・ビジネスクラス・ラグジュアリーホテルを体験した記録を発信しています。ポイント・マイルの使い方から、上級会員だけが知る現場の実感まで、数字では伝わらない情報をお届けします。