ANAの「SFC」新制度が波紋を呼んでいます
こんにちは、teamelite.jp/travel のライターです。わたしはふだんから航空会社の上級会員制度をウォッチしていますが、今回のANAの「スーパーフライヤーズカード(SFC)」新制度の発表は、SNSでも大きな話題になりました。
これまで一度ステイタスを取得すれば、カード保有だけで一生ラウンジが使える「永久保証」のような存在だったSFC。それが2028年以降、年間のクレジットカード決済額などに応じて特典が変わる仕組みへと大きく変わります。
話題の「300万円の壁」とは
新制度でとくに注目を集めているのが、年間300万円という決済額のラインです。わたしなりに整理すると、こんな構造になっています。

| 年間決済額の目安 | 受けられる特典のイメージ |
|---|---|
| 300万円以上 | 従来に近い上級会員特典を維持しやすい |
| 300万円未満 | 特典が縮小、スターアライアンス ゴールド資格は対象外に |
| 当初案 | 国内ラウンジすら使えなくなる懸念もあった |
| 修正後 | 批判を受けて国内ラウンジは一部利用可に変更 |
批判を受けて「ラウンジ一部利用可」に軌道修正
当初の発表では、決済額が基準に満たないとラウンジそのものが使えなくなるイメージが広がり、長年SFCを維持してきた会員から強い反発が起きました。
その結果、ANAは制度を一部見直し、年間決済額が基準に届かない会員でも、国内線のANAラウンジについては引きつづき利用できるかたちに修正しています。わたしのまわりの出張族からも「とりあえずホッとした」という声が聞こえてきました。
それでも「スタアラゴールド剥奪」は大きな痛手
とはいえ、海外出張や旅行で便利だったスターアライアンス ゴールド資格が外れてしまうのは、やはり大きな変更点です。ユナイテッドやルフトハンザなど他社便を利用するときの優先搭乗や手荷物優遇、海外ラウンジが使えなくなるため、海外派のSFC会員にとっては実質的な価値低下といえます。
ANA担当者が語る「変更の理由」
記事中でANAの担当者は、SFCの会員数が増え過ぎたことによるラウンジ混雑や、搭乗実績のない会員にも手厚い特典を提供してきた制度のバランスを見直したい、という趣旨を語っています。わたしも空港でラウンジが満席という場面を何度も経験しているので、サービス品質を守るための判断であることは理解できます。
一方で、長年ANAを選びつづけてきたファンにとっては、ロイヤルティの意味を問いなおす制度変更でもあります。これからSFC取得を目指す方は、取得後の決済戦略までセットで考える時代になりそうです。
よくある質問
Q. SFC新制度はいつから適用されますか?
A. 2028年以降の適用が予定されています。それまでは現行制度が維持されるため、今のうちに取得しておく価値はまだ十分にあります。詳細な開始日や経過措置は、ANAからの続報で随時発表される見込みです。
Q. 年間300万円の決済とは何の金額を指しますか?
A. ANAカードでのクレジットカード決済額が基本となります。公共料金やふだんの買い物をANAカードに集約することで到達しやすくなりますが、個人ユースだけで年間300万円は決して低いハードルではありません。
Q. スターアライアンス ゴールド資格が外れると具体的に何が困りますか?
A. ユナイテッド航空やルフトハンザなど他社便搭乗時の優先チェックイン、手荷物優遇、海外ラウンジ利用などができなくなります。海外出張や乗り継ぎが多い方にとっては、SFCの魅力が大きく下がるポイントです。
Q. 国内線ラウンジはどんな条件で使えるようになったのですか?
A. 当初案では国内ラウンジも使えない可能性がありましたが、批判を受けて一部利用可に修正されました。詳細な条件はANAの正式発表を確認する必要がありますが、少なくとも国内移動では一定の利便性が維持される見込みです。
Q. 今からSFCを取得する価値はありますか?
A. 2028年までは現行の特典をフルに受けられますし、制度変更後も国内ラウンジ利用など一定のメリットは残ります。海外派は決済戦略が必須になりますが、国内中心の方であれば、取得メリットはまだ十分にあると考えています。
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