ANA国内線タイムセールが8月26日0時スタート——10月〜1月搭乗分が片道5,720円から、主要路線は7月と同額

ANAが国内線航空券のタイムセールを、2026年8月26日0時00分から開催します。販売期間は8月31日23時59分まで。搭乗の対象になるのは、2026年10月1日から2027年1月31日までの便です。秋の連休から年末年始、そして正月明けまでがまるごと入る、下期の本命といえるセールになりました。

羽田空港を離陸するANAのエアバスA321neo
羽田空港を離陸するANAのエアバスA321neo(写真:Wikimedia Commons / Steven Byles / CC BY-SA 2.0)

販売は6日間、搭乗できるのは10月1日から

今回のセールは、ANA公式ウェブサイト限定の販売です。日程を整理すると、つぎのようになります。

項目 内容
販売期間 2026年8月26日0時00分 〜 8月31日23時59分
搭乗対象期間 2026年10月1日 〜 2027年1月31日
対象 ANA国内線(席数限定)
販売経路 ANA公式ウェブサイト限定
最安運賃 片道5,720円から(那覇=宮古・石垣)

販売は6日間です。前回、7月24日からおこなわれたセールは7日間でしたので、1日短くなりました。わずかな差ですが、迷っているあいだに終わってしまう長さです。

搭乗期間の始まりが10月1日というのも、今回の特徴です。7月のセールは8月17日搭乗分からが対象でしたから、夏の残りではなく、完全に秋冬をねらったセールになっています。

主要路線の運賃はこうなりました

公表されている主な路線の片道運賃をまとめました。いずれも「この金額から」という下限で、便や日付によって上がります。

区間 片道運賃(税込・最安)
那覇 = 宮古・石垣 5,720円
羽田 = 伊丹 9,130円
中部 = 新千歳 9,570円
伊丹 = 仙台 9,570円
羽田 = 新千歳 10,450円
伊丹 = 新千歳 10,780円
羽田 = 鹿児島 11,110円
羽田 = 福岡・長崎 11,330円
羽田 = 那覇 11,440円

一部の空港を発着する便では、旅客施設使用料などの諸税が別に必要になります。表示された運賃だけで完結しない区間がある、ということです。

7月のセールとくらべて、値段は動いていません

ここがいちばんお伝えしたいところです。今回の主要3路線の最安運賃は、7月24日からのセールとまったく同じ金額でした。

区間 7月セール 8月セール
羽田 = 伊丹 9,130円 9,130円
羽田 = 新千歳 10,450円 10,450円
羽田 = 那覇 11,440円 11,440円

燃料費の高騰を受けてセール価格そのものが見直されてきた、という見かたは以前からあります。ただ、この2か月にかぎっていえば据え置きです。7月のセールを見送った方にとっては、同じ条件でもう一度チャンスが来た、という受け止めかたでいいと思います。

いっぽうで、価格が横ばいということは、待てば下がるという性質のものではない、ということでもあります。日程が決まっているなら、様子見にあまり意味はありません。

羽田空港を走行するANAのボーイング737-800(JA83AN)
ANA国内線の主力機ボーイング737-800(写真:Wikimedia Commons / Alan Wilson / CC BY-SA 2.0)

安さと引きかえに、手放すものがあります

タイムセール運賃は、通常の運賃とは条件がちがいます。7月のセールで適用されていた条件は、つぎのとおりでした。同じ運賃種別ですので、今回も同様の扱いになると見られますが、購入前にはかならず運賃規則をご確認ください。

  • 予約の変更はできません
  • 座席のアップグレードはできません
  • 出発の24時間前までは、座席の事前指定ができません
  • 受託手荷物は23キロまで1個が無料です
  • マイルは区間基本マイレージの50パーセントが積算されます
  • 往復で利用するほうが、片道ずつ買うより割安になる設定です

わたしがとくに気にしているのは、3つめの座席指定です。出発24時間前のオンラインチェックインのタイミングで、そのとき空いている席から選ぶことになります。窓側にすわりたい、前方の席がいい、同行者と並びたい——こうした希望は、当日近くまで確定しません。家族や友人と複数人で乗るときは、席が離れる可能性を織り込んでおいたほうがいいと思います。

アップグレードができない点も、覚えておきたいところです。国内線のプレミアムクラスに当日アップグレードで乗る、という使いかたはこの運賃ではできません。プレミアムクラスの座席や機内食を目的にするなら、別の運賃を選ぶことになります。プレミアムクラスの中身についてはANA国内線ファーストクラス(プレミアムクラス)の魅力を徹底解説にまとめています。

マイルの積算率が50パーセントというのも、数字として押さえておく価値があります。羽田=那覇は片道984マイルの区間ですので、この運賃だと積算は492マイルという計算になります。上級会員のステータスを積み上げる目的で乗るのであれば、積算率の高い運賃と単価をならべて比べたうえで決めたほうが納得できるはずです。安い運賃がそのまま効率のいい選択になるとはかぎりません。

10月からの冬ダイヤと重なっています

今回の搭乗期間は10月1日から2027年1月31日まで。ANAの冬ダイヤは10月25日から始まりますので、期間の大半が下期の新しいダイヤと重なります。

下期の国内線は、伊丹の路線を再編したうえで、札幌(新千歳)・函館・那覇を増便する計画です。いっぽうで羽田・福岡・松山・大分は減便になります。つまり、セールで席を取ろうとしている路線そのものの便数が、10月25日を境に変わる可能性があるということです。くわしくはANA国内線、2026年度下期は伊丹を再編 札幌・函館・那覇を増便、羽田・福岡・松山・大分は減便にまとめました。

増便される路線は、セールの席数にも余裕が出やすいと考えられます。逆に減便される路線は、席の取り合いが厳しくなる可能性があります。どの路線をねらうか決めるときの材料になると思います。

あわせて、2026年度下期の運航計画全体についてはANA 2026年度下期の国内線計画発表 運航便数は前年比101%もご覧ください。

予約でつまずかないための準備

タイムセールは席数が限られています。人気の路線と日付は、開始からそれほど時間をおかずに埋まります。開始が0時00分ちょうどですので、当日の深夜に動く前提で準備しておくのが確実です。

  • ANAマイレージクラブに、あらかじめログインしておく
  • 搭乗日・区間・人数を先に決めておき、検索の手数を減らす
  • 第二希望・第三希望の便を、事前にリストにしておく
  • 往路と復路を別々に検索してみる(別々のほうが安く取れることがあります)
  • 支払いに使うクレジットカードの情報を手元に用意しておく

それと、予約変更ができない運賃です。日程が固まっていない状態で「とりあえず押さえる」という買いかたには向きません。払い戻しはできますが、所定の手数料がかかります。予定が決まってから買う、という順番を守るのがいちばん損をしない方法です。

まとめ

今回のANA国内線タイムセールは、8月26日0時から8月31日23時59分までの6日間。10月1日から2027年1月31日搭乗分が対象で、那覇=宮古・石垣が片道5,720円から、羽田=伊丹が9,130円からです。主要路線の最安運賃は7月のセールから据え置きになりました。

安さと引きかえに、予約変更とアップグレードができず、座席の事前指定も出発24時間前までできません。マイルの積算率も50パーセントです。この条件を受け入れられる旅程かどうかが、判断の分かれめになります。

販売席数や対象便、運賃規則の詳細は、ANA公式サイトの国内線航空券タイムセールのページでご確認ください。購入前に運賃規則を読んでおくことをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q. ANA国内線タイムセールはいつからいつまでですか?

A. 販売期間は2026年8月26日0時00分から8月31日23時59分までの6日間です。搭乗の対象になるのは2026年10月1日から2027年1月31日までの便で、ANA公式ウェブサイト限定の販売になります。

Q. いちばん安い路線と運賃はどれですか?

A. 公表されているなかでは那覇=宮古・石垣の片道5,720円が最安です。幹線では羽田=伊丹が9,130円から、羽田=新千歳が10,450円から、羽田=那覇が11,440円からとなっています。いずれも席数限定の下限価格で、便や日付によって上がります。

Q. 前回7月のセールより安くなっていますか?

A. 主要路線の最安運賃は7月24日からのセールと同額でした。羽田=伊丹9,130円、羽田=新千歳10,450円、羽田=那覇11,440円はいずれも据え置きです。値下げも値上げもされていません。

Q. 座席の事前指定やアップグレードはできますか?

A. 7月のセールでは、予約変更・座席のアップグレード・出発24時間前までの座席指定がいずれもできない条件でした。座席は出発24時間前のオンラインチェックインのときに、空席から選ぶかたちになります。同じ運賃種別ですので今回も同様の扱いと見られますが、購入前に運賃規則をご確認ください。

Q. マイルはどれくらい貯まりますか?

A. 7月のセールでは区間基本マイレージの50パーセントが積算される条件でした。たとえば羽田=那覇は片道984マイルの区間ですので、積算は492マイルという計算になります。上級会員のステータスを積み上げる目的で乗る場合は、積算率の高い運賃と単価をならべて比べたうえで判断することをおすすめします。

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この記事を書いた人
TE travel 編集部
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