国内線ファーストクラス(旧プレミアムクラス)徹底比較|ANA vs JAL クラスJ・ファーストクラスの違いと選び方

2025年度より、ANA 国内線「プレミアムクラス」は「ファーストクラス」に改称されます。このページでは新旧どちらの名称でも伝わるよう、ファーストクラス(旧プレミアムクラス)として表記します。

国内線でちょっと贅沢な席を選ぶとき、ANA と JAL のどちらにするか迷う方は多いと思います。

ANA には「ファーストクラス(旧プレミアムクラス)」、JAL には「クラスJ」と「ファーストクラス(国内線)」があります。名前は似ていますが、サービス内容と料金にはハッキリした違いがあります。このページでは、3つのクラスを「シート・機内食・ラウンジ・料金・アップグレード方法」で比較し、目的別にどれを選ぶといいかをまとめました。

結論を先に

  • 出張で快適に・確実に座りたい:ANA ファーストクラス(旧プレミアムクラス)
  • 普通席より少し広く、安く快適に:JAL クラスJ
  • 国内線でも特別な体験をしたい:JAL 国内線ファーストクラス(羽田-伊丹/福岡/新千歳/沖縄など)

比較表

普通席との価格差 +6,000〜10,000円程度 +1,100円 +8,000円程度
シートピッチ 127〜145cm 91〜97cm(普通席より少し広い) 130cm前後
機内食 あり(時間帯別の和洋食) なし あり(季節の懐石・洋食)
ドリンク(アルコール含む) 無料 普通席と同じ 無料・グラスシャンパンも
空港ラウンジ ANA ラウンジ利用可 サクララウンジ不可 サクララウンジ利用可
受託手荷物(無料) 40kg 普通席と同じ(20kg) 45kg
提供路線 主要路線中心 ほぼ全路線 羽田-伊丹/福岡/新千歳/沖縄など限定

それぞれの特徴

ANA ファーストクラス(旧プレミアムクラス)

ANA ファーストクラス(旧プレミアムクラス) シート
ANA ファーストクラス(旧プレミアムクラス) 機内食

電動リクライニング・USBポート・大型テーブルを備えた、国内線では最高グレードのシートです。機内食は出発時間に合わせて和洋折衷のメニューが提供され、ビールや日本酒、ワイン、スパークリングワインも無料で楽しめます。

チェックイン時には専用カウンターを利用でき、出発前は ANA ラウンジでフリードリンクや軽食を取れます。国内のほとんどの主要路線でファーストクラス(旧プレミアムクラス)が設定されているため、選びやすいのがつよみです。

アップグレード方法は3つあります。

  • ファーストクラス(旧プレミアムクラス)運賃で予約する
  • 普通席で予約後、当日空席があればアップグレード(プレミアム空席利用)
  • マイルで特典航空券として予約する

JAL クラスJ

普通席の +1,100円という価格で、シートを少し広く・席間を少しゆったりにしたクラスです。機内食やラウンジは普通席と同じ。「料金を抑えつつ普通席よりは快適に乗りたい」という方にはちょうどいい選択です。ほぼすべての国内線で設定されているため、選びやすさは3つの中でいちばんです。

JAL 国内線ファーストクラス

国内線でファーストクラスを設定しているのは JAL だけです。羽田-伊丹、羽田-福岡、羽田-新千歳、羽田-沖縄など、限られた路線だけで運航されています。

季節ごとに変わる懐石料理または洋食、グラスシャンパン、専用チェックインカウンター、サクララウンジ利用が含まれます。「国内線でも特別な体験がしたい」「フライト時間そのものを楽しみたい」という方に向いています。

目的別の選び方

出張で快適に乗りたい

ANA ファーストクラス(旧プレミアムクラス)が最有力です。主要路線にほぼ設定されていて、選択肢が広い。機内食が時間帯別に最適化されていて、出発前後の食事がフライト中で済むのが便利です。ラウンジが使えるので、出発前の作業もはかどります。

観光で家族と行く・予算を抑えたい

JAL クラスJ がおすすめです。+1,100円で普通席より広いシートに乗れるのは、コスパが高い選択です。家族4人で乗っても合計+4,400円ですみます。

特別な日・記念日に乗る

JAL 国内線ファーストクラス(路線が合えば)がおすすめ。国内線とは思えない演出があるため、誕生日・記念日のフライトに使うと特別感があります。まずはご自身の利用路線で運航されているかを確認してください。

まとめ

国内線の上位クラスは、ぜいたくと予算のバランスをどう取るかで選び方が変わります。

  • 確実な快適さなら ANA ファーストクラス(旧プレミアムクラス)
  • コスパ重視なら JAL クラスJ
  • 特別な体験なら JAL 国内線ファーストクラス

それぞれにつよみがあり、どれを選んでも普通席より満足度が高い時間になります。わたしは出張では ANA ファーストクラス(旧プレミアムクラス)をよく使い、家族旅行では JAL クラスJ を選ぶことが多いです。

あわせて読みたい

実際の選び方 — 目的別ガイド

「どれを選べばいいか」は、目的によって変わります。実例をいくつかまとめます。

出張で確実に疲れを減らしたい人:ANA ファーストクラス(旧プレミアムクラス)。広いシート、機内食、ANAラウンジが三点セットで使えます。搭乗前にラウンジで食事・休憩できる点が特に出張者から評価されています。

コスパを重視して少しだけ快適に:JAL クラスJ。普通席より2〜3千円の追加で、より広いシートに座れます。機内食はなく、ラウンジも基本的に使えませんが、座席のゆとりは確かです。

特別な旅を演出したい:JAL 国内線ファーストクラス(羽田〜伊丹・福岡・新千歳・那覇など一部路線)。機内食が提供され、専用ラウンジも使えます。ANAのファーストクラスに近い体験が、JALで得られます。

アップグレードを狙う方法

ANAファーストクラス(旧プレミアムクラス)は、普通席から当日アップグレードが可能な場合があります。空席が出た場合、空港カウンターやアプリから申し込めます。繁忙期は難しいですが、平日の空いた路線では比較的狙いやすいです。

JALクラスJは、当日空港でのアップグレードに加え、事前のWeb予約時に追加料金で申し込む方法もあります。

マイルや会員ステータスを使ったアップグレードについては、各航空会社のWebサイトで最新の条件を確認してください。

国内線ファーストクラス 搭乗記

実際の搭乗体験については、以下の記事も参考にしてください。

ANA 国内線ファーストクラス(旧プレミアムクラス)搭乗記|羽田-那覇線

シート・機内食・ラウンジの実際の様子を写真付きで詳しく紹介しています。

よくある質問

Q. ANAのファーストクラス(旧プレミアムクラス)とJALのクラスJでは、シートの広さはどれくらい違うか?
A. ANAファーストクラスのシートピッチは約38インチ(約97cm)。JALクラスJは約34インチ(約86cm)。どちらも普通席(約31〜32インチ)より広いですが、ANAのほうがゆとりがあります。

Q. 機内食はすべての路線で提供されますか?
A. ANAファーストクラスは、路線・時間帯によります。朝の短距離便では軽食のみの場合もあります。JALクラスJは基本的に機内食なし(一部路線を除く)。JAL国内線ファーストクラスは食事提供あり。

Q. 小さな子どもも利用できますか?
A. 年齢制限はありませんが、国内線ファーストクラスは静かな環境を好む大人の旅行者が多く利用しています。子連れでも乗れますが、長時間の席での過ごし方を事前に考えておくといいでしょう。



この記事を書いた人
TE travel 編集部
TE travel は、Team Elite メンバーによる旅行記録サイトです。ANAダイヤモンド・マリオット チタンエリート・ヒルトン ダイヤモンドなど、各プログラムの上級ステータスを実際に取得・維持しながら、ファーストクラス・ビジネスクラス・ラグジュアリーホテルを体験した記録を発信しています。ポイント・マイルの使い方から、上級会員だけが知る現場の実感まで、数字では伝わらない情報をお届けします。