ANA羽田減便・JTA19年ぶり再就航へ 1000キロ制限撤廃で伊丹路線が大再編

ANA羽田減便・JTA19年ぶり再就航へ 1000キロ制限撤廃で伊丹路線が大再編

伊丹空港「1000キロ制限」撤廃で何が変わるのか

わたしは今回、伊丹空港をめぐる路線再編のニュースを読んで、ちょっと驚いてしまいました。長らく伊丹発着の路線を縛ってきた「1000キロ制限」がついに撤廃され、各社がいっせいに路線網を見直すことになったのです。

この制限は、関西空港の需要を守るために設けられていたもので、伊丹からは1000キロを超える長距離路線を飛ばせない、というルールでした。これが撤廃されたことで、伊丹からもっと遠くへ飛べるようになり、各航空会社の戦略が大きく動き出しています。

ANAは羽田ー伊丹便を減便へ

意外だったのは、ANAが羽田ー伊丹線を減便するという判断です。羽田ー伊丹といえば、日本を代表するドル箱路線のはず。でも、今回の制限撤廃をきっかけに、ANAは機材と枠を他の路線へふり向ける方針のようです。

ANAの旅客機
ANAの旅客機(写真:Wikimedia Commons / Kambui / CC BY 2.0)

わたしの印象では、新幹線との競合が年々きびしくなっている中で、伊丹発着枠を長距離・地方路線に回したほうが収益性が高い、という判断なのだと思います。羽田ー伊丹の利用者にとっては、便数が減ることで予約が取りづらくなる可能性もあり、少し注意が必要ですね。

JTAが19年ぶりに伊丹へ復帰

そしてもうひとつの大きなニュースが、JALグループのJTA(日本トランスオーシャン航空)が、なんと19年ぶりに伊丹路線へ再就航するというもの。沖縄と伊丹を結ぶ路線は、これまでJALやANAが運航してきましたが、ここにJTAが加わることで、関西から沖縄への利便性がぐんと上がりそうです。

JTAといえば、沖縄の青い海をデザインしたジンベエジェットでも知られる会社。わたしも那覇空港で何度か見かけたことがありますが、関西の空港で見られるようになるのは、ちょっと楽しみです。

各社の伊丹路線再編まとめ

航空会社 伊丹での動き
ANA 羽田ー伊丹線を減便、他路線へ枠を再配分
JTA 19年ぶりに伊丹へ再就航(沖縄線)
背景 1000キロ距離制限の撤廃

利用者としてどう受け止めるべきか

わたしたち旅行者としては、伊丹から飛べる場所の選択肢が広がるのは、素直にうれしいニュースです。関西エリアに住んでいる方なら、わざわざ関西空港まで行かなくても、より多くの行き先にアクセスできるようになるかもしれません。

一方で、羽田ー伊丹の便数減は、ビジネス利用者にとっては少し痛手。これからは予約の取り方や、場合によっては他社便の活用も考える必要がありそうです。

よくある質問

Q. 1000キロ制限とは何だったのですか?

A. 伊丹空港から1000キロを超える長距離路線の運航を制限していたルールです。関西空港の国際線・長距離線の需要を守るために設けられていましたが、今回これが撤廃され、伊丹から遠距離路線を飛ばせるようになりました。

Q. ANAの羽田ー伊丹便はいつから減便されますか?

A. 具体的な減便開始時期は、ダイヤ改正のタイミングで反映される見込みです。予約を検討している方は、ANA公式サイトのダイヤ情報を事前に確認し、希望の時間帯の便が運航されるかチェックすることをおすすめします。

Q. JTAの伊丹再就航で、どんな路線が飛びますか?

A. JTAは沖縄をベースとする航空会社ですので、伊丹ー沖縄(那覇)線が中心になると見られます。JALグループ便として予約でき、JALマイルの対象にもなるため、関西から沖縄へ行く選択肢がさらに広がります。

Q. 伊丹から新しく飛べるようになる場所はありますか?

A. 制限撤廃により、理論上は石垣や宮古など、これまで距離制限で就航できなかった遠方の路線も可能になります。各社が今後発表する新規就航ニュースに注目したいところです。

Q. 関西空港への影響はありますか?

A. 伊丹から長距離便が飛ぶようになると、関西空港の国内線利用者の一部が伊丹へ流れる可能性があります。ただし関西空港は国際線のハブとしての役割が大きいため、全体の棲み分けは当面維持されると考えられます。

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TE travel 編集部
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