ANA国内線タイムセールが10月16日0時スタート——12月1日〜3月27日搭乗分が片道5,720円から【10月22日23時59分まで】

羽田空港を離陸するANAのボーイング787-8

ANAが2026年10月16日(金)0時00分から、国内線航空券のタイムセールを始めました。販売は10月22日(木)23時59分までの7日間、搭乗期間は2026年12月1日(火)から2027年3月27日(土)までです。9月25日に始まった前回のセールは搭乗期間が2027年2月末まででしたので、今回は3月の春休みまで、ほぼ1か月ぶんのびました。

片道の最安は那覇=石垣と那覇=宮古の5,720円、羽田発では伊丹の9,130円からです。主要路線の下限は前回と同じ額で、今回あたらしく羽田=石垣の13,750円が例示に加わりました。この記事では、対象路線と運賃、9月・8月のセールとの差、搭乗期間の読みかた、そして予約前に見ておきたい条件を整理します。

羽田空港を離陸するANAのボーイング787-8
羽田空港を離陸するANAのボーイング787-8(写真:Wikimedia Commons / Masahiro TAKAGI from Ichikawa, Chiba, Japan / CC BY 2.0)

セールの期間と基本条件

まず日付と条件です。売っているのは10月16日から22日までの7日間。乗れるのは12月1日から2027年3月27日までです。9月のセールも9月25日から10月1日までの7日間でしたので、売りかたは同じです。

項目 内容
販売期間 2026年10月16日(金)0:00〜10月22日(木)23:59
搭乗期間 2026年12月1日(火)〜2027年3月27日(土)
対象クラス エコノミークラス(普通席)
販売窓口 ANAウェブサイト・アプリ限定
支払い期限 予約日当日の23:59まで
無料手荷物 預入1個まで(1個あたり23kg)
積算マイル 区間基本マイレージの50パーセント
事前座席指定 不可(出発24時間前からのオンラインチェックイン時に指定)
予約変更 不可
払い戻し 有料(取消手数料がかかる)
アップグレード 不可

気をつけたいのは、販売期間と搭乗期間の違いです。22日までに買わないとセール運賃にはなりません。期間外に検索しても、セール運賃は表示されません。

主な対象路線と片道運賃

ANAが公表している主な路線の片道運賃は次のとおりです。いずれも席数限定の最低額で、便や日付によっては設定がなかったり、金額が上がったりします。くらべやすいように、9月25日からのセールと8月26日からのセールの数字をならべました。

区間 10月16日からのセール(片道) 9月25日からのセール 8月26日からのセール
那覇=石垣/那覇=宮古 5,720円〜 5,720円〜 5,720円〜
羽田=伊丹 9,130円〜 9,130円〜 9,130円〜
中部=新千歳/伊丹=仙台 9,570円〜 9,570円〜 —
羽田=新千歳 10,450円〜 10,450円〜 10,450円〜
伊丹=新千歳 10,780円〜 10,780円〜 —
羽田=福岡・長崎・熊本 11,000円〜 11,000円〜(福岡・長崎・鹿児島) —
羽田=那覇 11,440円〜 11,440円〜 11,440円〜
羽田=石垣 13,750円〜 — —

※「—」は、そのセールで主な路線として公表されていなかったもの。各回の数字はANAが当時公表した最低額です。

主要路線の下限額は、8月・9月・10月と3回つづけて据え置きです。ANAのセールページには、航空燃料などのコスト高騰を理由にセール価格を見直した(値上げした)と書かれていますが、公表されている下限の数字は変わっていません。国際線は11月発券分から燃油サーチャージが上がりますが、国内線には燃油サーチャージがなく、運賃と旅客施設使用料だけで乗れます。

今回あたらしいのは、羽田=石垣の13,750円です。羽田=那覇の11,440円に2,310円を足すだけで、那覇で乗り継がずに八重山へ直行できます。羽田=那覇と那覇=石垣を別々に買うと合計17,160円ですから、直行便のほうが3,410円安い計算です。12月から3月の石垣は、日中なら20度前後まで上がる日が多く、本州の冬を抜け出す旅先としてはいちばん近い南国です。

新石垣空港に駐機するANAのボーイング787
新石垣空港に駐機するANAのボーイング787(写真:Wikimedia Commons / Syced / CC0)

九州は、公表の例示が9月の「福岡・長崎・鹿児島」から「福岡・長崎・熊本」に変わりました。金額は11,000円のままです。ANAは九州路線を支援する運賃を今年ずっとつづけていて、その流れがタイムセールの例示にも出ています。全体像はANAが九州支援を拡大——ユース運賃セールを12月25日まで延長、トクたびマイルは10月7日搭乗分から九州路線を拡充にまとめています。

搭乗期間は12月1日から3月27日まで

搭乗期間の読みかたです。前回の9月のセールは、冬ダイヤ初日の10月25日から2027年2月28日まででした。今回は12月1日から2027年3月27日まで。つまり、12月から2月の旅は前回と今回のどちらでも買えましたが、3月の旅は今回のセールでしか買えません。

3月は春休みと卒業旅行の月です。2027年は3月21日(日)が春分の日で、20日(土)から22日(月・振替休日)までの3連休になります。この連休は混みますので、セール運賃の席は早く埋まると見ておいたほうが安全です。搭乗期間の最終日は3月27日(土)で、年度末の帰省や春休みの前半までが入ります。

いっぽうで、年末年始は注意が必要です。搭乗期間には12月下旬から1月初めも含まれますが、ANAは「期間・路線・便によっては運賃の設定がない場合がある」と案内しています。例年、年末年始の繁忙日はセール運賃の設定がないか、あってもごくわずかです。帰省に使いたい人は、まず希望日の空席照会で運賃が出るかどうかを確かめてください。

新千歳空港を地上走行するANAウイングスのボーイング737-800
新千歳空港を地上走行するANAウイングスのボーイング737-800(写真:Wikimedia Commons / S5A-0043 / CC BY 4.0)

わたしが使いやすいと思うのは、1月中旬から2月の平日です。年末年始の混雑が落ち着き、国内線の需要がいちばん下がる時期なので、セール運賃の席も見つけやすくなります。北海道は雪の季節の本番で、2月上旬の札幌は雪まつりで混みますが、その前後の平日なら席があります。沖縄は2月にプロ野球のキャンプがあり、日中は長袖1枚で歩ける気候です。石垣や宮古まで足をのばすなら、那覇=石垣・那覇=宮古の5,720円を組み合わせる手もあります。

セール運賃の条件

安さと引きかえに、条件ははっきり決まっています。ANAの公式ページに書かれている内容を整理すると、次のようになります。

  • 予約の変更はできない。搭乗当日に前の便が空いていても変更できない
  • 払い戻しは取消手数料がかかる。手数料の額は航空券の使用状態で変わる
  • 座席の事前指定はできない。出発24時間前からのオンラインチェックインで空いている席を選ぶ
  • アップグレードはできない
  • 支払い期限は予約した日の当日23時59分まで
  • 受託手荷物は1個(23キロまで)無料
  • マイルは区間基本マイレージの50パーセントが貯まる
  • 往復で買うほうが、片道ずつ買うより割安になる設定。行きと帰りで空港が違う旅程も往復として扱われる

わたしがいちばん気をつけているのは、支払い期限です。予約した日の23時59分までに支払わないと、席は取り消されます。コンビニ払いやネット振込、Pay-easyを使う場合は、期限の4時間前(19時58分)を過ぎると選べなくなります。夜に予約してあとで払おう、という動きかたはできません。クレジットカードで、その場で決済まで終えてしまうのが確実です。

もうひとつ、0時直後はアクセスが集中して、セール運賃が反映されるまで時間がかかる場合があるとANAは案内しています。9月のセールのときも、開始直後はページが重くなりました。7日間ありますので、翌朝に落ち着いて取るのもひとつの手です。ただし席数には限りがあり、幹線の人気便や3連休から埋まります。

運賃とは別にかかる旅客施設使用料

セール運賃のほかに、対象空港の発着便では旅客施設使用料がかかります。羽田は2026年9月1日から国内線580円です。新千歳は2026年10月25日発券分から、370円が530円に上がります。今回のセールは10月22日までに発券しますので、新千歳発着の便でも370円のまま買えます。往復で320円の差です。くわしくは新千歳空港の国内線施設利用料が2026年10月25日発券分から530円へにまとめています。

貯まるマイルは50パーセント

セール運賃で貯まるマイルは、区間基本マイレージの50パーセントです。羽田=那覇なら片道492マイル、羽田=新千歳なら片道255マイル、羽田=伊丹なら片道140マイルです。通常運賃やファーストクラス(プレミアムクラス)の100パーセントとくらべると半分ですから、上級会員のステータスを狙って乗る人には向かない運賃です。安く乗ることが目的なら、これで十分です。

羽田空港を地上走行するANAのボーイング787-8
羽田空港を地上走行するANAのボーイング787-8(写真:Wikimedia Commons / Windmemories / CC BY-SA 4.0)

なお、9月29日と30日だけ売っていたファーストクラス(プレミアムクラス)のセールは、今回は同時開催されていません。上位席で冬の旅をしたい人は、9月のファーストクラス(プレミアムクラス)タイムセールの記事で条件を確かめたうえで、次回の開催を待つことになります。

セールで買うかマイルで取るか

貯まっているマイルがある人は、特典航空券とくらべておきます。国内線の特典航空券は、ローシーズンで東京=大阪が片道6,000マイル、東京=沖縄が片道8,000マイルです。羽田=伊丹のセール運賃9,130円を6,000マイルで割ると、1マイルあたり約1.5円。羽田=那覇の11,440円を8,000マイルで割ると、約1.4円です。

わたしの目安は、国内線は1マイル2円を超えれば使っていい水準、というものです。今回はどの路線もそこに届きません。9月の減額マイルキャンペーンでは東京=大阪が2,900マイルまで下がり、1マイル約3円の価値がありましたが、そのキャンペーンは9月30日で終わっています。いまは現金のセール運賃で買い、マイルは次の減額キャンペーンか国際線のために取っておくのが、わたしの考える使いかたです。前回の減額マイルの中身はANA国内線タイムセールと減額マイルが9月25日0時スタートに書いています。

予約前に確認しておきたいこと

  • セール運賃が出るのは10月16日0時から22日23時59分までの検索だけ。期間外は表示されない
  • 0時直後は運賃の反映が遅れることがある。出なければ時間をおいて検索する
  • ANAウェブサイトのログインに必要なパスワードを、予約の前に確かめておく。ログインできなくても「会員ログインせず次へ」からお客様番号を入力して進める
  • 往復のほうが片道より安い設定。片道ずつ買うより、往復でまとめて買う
  • すでに別の運賃で買った航空券をセール運賃に買い直す場合は、取消手数料を引いた払い戻し額と、セール運賃との差を見てから決める
  • 満2歳以上12歳未満は小児割引、対象の手帳をもつ人は障がい者割引が適用される
  • 運賃額は購入手続きの時点で有効な金額。買ったあとに運賃が変わっても、差額の精算はない

まとめ

今回のセールは、主要路線の下限額が3回つづけて同じで、搭乗期間が3月27日まで1か月のびたのが変化点です。春休みの旅と3月の3連休は今回のセールでしか買えません。年末年始は運賃の設定がない日が多いので、空席照会で確かめてから予約してください。買うなら、販売期間の10月22日23時59分までに、クレジットカードで支払いまで終えておくのが確実です。

よくある質問(FAQ)

Q. セールはいつまで買えますか?

A. 2026年10月22日(木)23時59分までです。販売期間内に購入まで済ませた場合にだけセール運賃が適用され、期間外は検索しても表示されません。

Q. 搭乗できる期間はいつですか?

A. 2026年12月1日(火)から2027年3月27日(土)までです。期間内でも路線や便、日付によって運賃の設定がない場合があります。

Q. 年末年始にも使えますか?

A. 搭乗期間には含まれていますが、繁忙日はセール運賃の設定がないか、ごくわずかです。希望日の空席照会で運賃が出るかどうかを確かめてください。

Q. 座席は事前に指定できますか?

A. できません。出発24時間前からのオンラインチェックインのときに、空いている席の中から指定します。

Q. 予約の変更や払い戻しはできますか?

A. 予約変更はできません。払い戻しは取消手数料がかかります。支払いは予約日当日の23時59分までに済ませる必要があります。

詳細はANA公式ページで

対象便や運賃額は期間や曜日で変わります。希望日の空席照会で確認してください。セールの概要と条件は、ANA公式の国内線航空券タイムセールのページに載っています。

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この記事を書いた人
TE travel 編集部
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