ANAとボーイング、パナマ・トクメン国際空港で技術視察を実施|中南米路線就航への布石か

パナマ・トクメン国際空港のターミナルとボーイング737型機

ANAとボーイングがパナマで技術視察を実施

わたしはこのニュースを見たとき、思わず地図を確認してしまいました。ANAとボーイングの専門家チームが、パナマのトクメン国際空港で技術視察をおこなったという現地報道が流れています。パナマといえば、日本からもっとも遠い国のひとつ。地球のちょうど反対側にちかい場所です。

今回の視察は、パナマの現地メディアが報じたもので、ANAとボーイングの技術者チームが空港のインフラや運用体制をチェックしたとされています。ふつうに考えると、これは新しい路線の就航にむけた事前調査の可能性がたかいと言えそうです。

視察の概要

項目 内容
視察場所 パナマ・トクメン国際空港(PTY)
視察チーム ANAおよびボーイングの技術専門家
情報源 パナマ現地報道
想定される目的 新規路線就航にむけた事前調査
対象機材候補 ボーイング787または777の長距離運用

なぜパナマなのか

パナマのトクメン国際空港は、中米・南米のハブ空港としてしられています。コパ航空の本拠地でもあり、中南米各国へのネットワークがとても充実しているのが特徴です。もしANAがここに就航すれば、日本から中南米へのアクセスが劇的に改善することになります。

トクメン国際空港の外観
トクメン国際空港の外観(写真:Wikimedia Commons / TomasVial / CC BY-SA 4.0)

現時点では、日本の航空会社で中南米に直行便を飛ばしている会社はありません。メキシコシティへの便がある程度で、それ以外は北米経由が一般的です。もしANAがパナマ線を開設すれば、これは日本の航空史にとってもおおきな出来事になりそうです。

使用される機材の予想

日本からパナマまでの距離は、およそ1万3000キロを超えます。これはボーイング787-9でぎりぎり、787-10ではむずかしい距離です。おそらく787-9のロングレンジ仕様、または777-300ERあたりが候補になるのではないかと、わたしは予想しています。

ボーイングのチームが同行しているという点も、機材選定や運用の技術検証をかねている可能性を示唆しています。今後の正式発表を待ちたいところです。

就航が実現したら旅はどう変わるか

パナマ経由で中南米へ行けるようになれば、コロンビア、ペルー、ブラジル、チリなどへのアクセスが格段によくなります。ラテンアメリカを旅したいわたしのような旅行好きにとっては、まさに夢のような話です。ANAのビジネスクラス「THE Room」でパナマまでゆっくり移動できたら最高ですね。

よくある質問

Q. ANAのパナマ就航はいつ発表されるのですか?

A. 2025年11月時点で、ANAからの正式発表はありません。今回の視察はあくまで事前調査の段階と考えられ、実際に就航が決まる場合は今後数か月から1年程度のあいだに公式アナウンスがある可能性があります。

Q. 日本からパナマへは現在どうやって行きますか?

A. 現在は北米経由が一般的です。ヒューストンやロサンゼルスでユナイテッド航空などに乗り継ぐか、メキシコシティを経由するルートがあります。所要時間は乗り継ぎ時間を含めておよそ20時間から24時間ほどです。

Q. トクメン国際空港はどんな空港ですか?

A. パナマシティ郊外にある中南米有数のハブ空港です。コパ航空のハブとして機能しており、中米・南米・カリブ海地域への路線網が非常にじゅうじつしています。近年もターミナル拡張がすすみ、施設面でも国際線の受け入れ体制がととのっています。

Q. ANAが就航するならどの機材が使われますか?

A. 距離が1万3000キロを超えるため、ボーイング787-9のロングレンジ仕様か、777-300ERクラスの機材が有力候補です。今回ボーイングの技術者が同行している点からも、機材選定に関する検証がすすんでいる可能性があります。

Q. パナマ経由でどの国へ行きやすくなりますか?

A. コロンビア、ペルー、エクアドル、チリ、アルゼンチン、ブラジルなど南米各国、およびコスタリカやグアテマラなど中米諸国へのアクセスが向上します。コパ航空のネットワークを活用することで、南北アメリカ大陸をカバーする旅行がぐっと現実的になります。

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この記事を書いた人
TE travel 編集部
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