ANAのマイルを本格的に貯め始めたのは、SFC(スーパーフライヤーズカード)を取ろうと決めた年だった。1年間で50,000プレミアムポイントを目指して飛び回り、その後は生涯ANAラウンジを使える状態になった。あの1年の投資は今も続けて回収できている。
このページでは、ANAマイルとSFCの全体像を整理する。マイルの貯め方・使い方・SFC取得の仕組み・2028年の改革まで、関連する記事をまとめてひとつのガイドにした。
ANAマイルの2つの種類:フライトマイルとポイント移行
ANAマイルは大きく2つの方法で貯まる。
ひとつは「フライトマイル」。ANAまたはスターアライアンス加盟航空会社に搭乗するたびに加算される。距離と搭乗クラス、購入した運賃の種類によってマイル数が変わる。
もうひとつは「クレジットカードのポイント移行」。日常の買い物のポイントをANAマイルに交換する方法だ。ANAアメックスカードなどのANA提携カードを使うと、効率よくマイルが貯まる。
ANAマイルの効率的な貯め方
| 貯め方 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ANAアメックスカード | 決済100円=1マイル(ゴールド)。ANAフライトボーナスも付与 | 日常の決済量が多い人。SFC修行中の人 |
| マリオット ボンヴォイ アメックス | 3ポイント=1マイル。60,000pt以上で25%ボーナス | マリオット系ホテルをよく使う人 |
| ANAフライト(国際線) | ビジネスクラスは積算率が高い(通常125〜150%) | 国際線によく乗る人 |
| Uberキャンペーン(期間限定) | 2026年ANA×Uberキャンペーン。最大15%マイル還元(6月末まで) | 空港でUberを使う機会がある人 |
ANAアメックスカードの詳細はANA アメリカン・エキスプレス カード完全ガイド|一般・ゴールド・プレミアム・SFC の全比較で確認できる。
ANAマイルの使い方
ANAマイルの使い道は「特典航空券(国際線・国内線)」がもっとも価値が高い。1マイル=2〜3円以上の価値になることが多い。
特にビジネスクラスへの交換は費用対効果が大きい。ヨーロッパ往復のビジネスクラスを特典航空券で手配すると、正規料金との差額が数十万円になるケースがある。
- マイルでビジネスクラスに乗る方法|ANA・JAL 必要マイル数早見表
- ストップオーバーとは何か——1枚の特典航空券で複数都市を旅する発想法
- スターアライアンス 世界一周航空券 完全ガイド 2026
- 世界一周航空券でどこまで行けるか|3アライアンス比較
SFC(スーパーフライヤーズカード)とは
SFCは、ANAのプラチナサービス会員の資格をクレジットカードとして永続保有できる制度だ。一度取得すれば、その後の年間搭乗実績に関係なく、以下の特典が生涯続く。
- ANAラウンジの利用(国内線・国際線)
- 優先チェックイン・優先搭乗
- 手荷物優先受け取り
- スターアライアンスゴールド特典
プラチナ資格を1年間だけ取得して申請するだけでよく、翌年以降は維持作業が不要になる(カードの年会費は継続して支払う必要がある)。
SFCの取り方:プレミアムポイント修行
SFC取得に必要なのは年間50,000プレミアムポイント(うちANA便50%以上)だ。プレミアムポイントはANAフライトで貯まる別のポイントで、マイルとは別に集計される。
| SFC修行のポイント | 詳細 |
|---|---|
| プレミアムポイント2倍キャンペーン | 毎年1〜3月に実施。同じフライトでも通常の2倍のPPが積算されるため、この期間に集中させると効率が上がる |
| PP単価が高い路線 | 那覇線・伊丹線・新千歳線などの幹線国内線プレミアムクラスが費用対効果が高い傾向 |
| 国際線の活用 | 国際線ビジネスクラスは1フライトでのPP獲得効率が高い。修行と実旅行を兼ねた活用が可能 |
2028年SFC改革:SFC LITEとSFC PLUS
2028年から、SFCは2段階に変わる。現在のSFC保有者は自動的にどちらかに移行される。
| 種別 | 維持条件 | ラウンジ | その他特典 |
|---|---|---|---|
| SFC PLUS | 年間カード決済300万円以上 | ANAラウンジ利用可 | 現行SFCと同等水準 |
| SFC LITE | カード年会費のみ | ラウンジ利用不可 | 優先チェックイン等の基本特典 |
この改革の詳細と対策は以下の記事で詳述している。
- SFC LITE・SFC PLUSの特典を完全比較|2028年ANA改定でどう変わる?
- ANA SFC 2028年ラウンジ問題の対策まとめ|SFC LITE・PLUSの判定条件と現実的な解決策
- ANA SFC 2028年改定——決済額300万円の集計ルールと、PLUS資格を維持する方法
SFCとANAラウンジ
SFCの最大の価値はANAラウンジの生涯利用だ。国内線の羽田・伊丹・千歳・那覇などの主要空港と、国際線の羽田・成田に設置されている。国際線ビジネスクラス搭乗時はANA SUITE LOUNGEも使える。
ラウンジの種類と利用条件の詳細はANA ラウンジ完全ガイドを参照してほしい。2026年4月には全シャワーブースにDysonヘアドライヤーが導入された(ANA SUITE LOUNGEにDysonヘアドライヤーが登場)。
SFC取得後にできること:マイルで世界を飛ぶ
SFCを取得してからは、ANAをプラットフォームとした旅の幅が大きく広がる。特典航空券でビジネスクラスに乗り、スターアライアンスのラウンジネットワークを活用しながら、世界各地を効率よく移動できる。
よくある質問
SFCは一度取得すれば更新不要ですか?
カードの年会費を払い続ける限り、SFCの特典は維持されます。ただし2028年の改革以降は、SFC PLUSの特典(ラウンジ利用)を維持するには年間300万円以上のカード決済が必要になります。
ANAマイルの有効期限はありますか?
ANAマイルは積算月から36ヶ月(3年)の有効期限があります。定期的にフライトや提携サービスを利用してマイルを積算し続けることで、実質的に有効期限を延長できます。
ANA特典航空券は何ヶ月前から予約できますか?
国際線は355日前(約1年前)から、国内線は355日前(2023年10月以降は変更あり、要確認)から予約可能です。人気路線のビジネスクラス特典は即日完売する場合もあるため、早めの確認が重要です。
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