ANAフライングホヌ運航スケジュール2026|成田-ホノルル線の時刻表・減便期間・3機の見分け方

ANAのエアバスA380型機「フライングホヌ」は、2026年も成田=ホノルル線の専用機として飛んでいます。結論から書くと、確実にフライングホヌに乗りたいならNH184/183便を選ぶのが正解です。この便は毎日運航がつづいているいっぽう、もう1往復のNH182/181便は2026年度の期間減便の対象になっていて、時期によっては火・金・日しか飛ばない週があるからです。

この記事では、ANA公式サイトと2026年度の航空輸送事業計画(改訂版)にもとづいて、フライングホヌの最新運航スケジュール、減便の期間と対象曜日、ラニ・カイ・ラー3機の見分け方、520席の座席仕様、特典航空券に必要なマイル数までを1本にまとめました。わたし自身がマイルでハワイ便を予約するときに確認している情報源だけを使っています。

ANAのエアバスA380型機フライングホヌが成田空港に着陸する様子。総2階建て・4発エンジンが外観の特徴で、成田=ホノルル線の運航スケジュール専用機
ANAのエアバスA380「フライングホヌ」。総2階建て・4発エンジンのA380が成田=ホノルル線を飛ぶ

フライングホヌ運航スケジュール2026(時刻表)

ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)に駐機するハワイアン航空とJALの機体。フライングホヌの成田=ホノルル線の到着地
フライングホヌが到着するホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港

ANA公式サイトが案内している2026年7月3日〜10月24日のA380運航スケジュールは次のとおりです。出発・到着はいずれも現地時間です。

便名 路線 出発 到着 運航日
NH184 成田 → ホノルル 20:10 8:45(同日) 毎日
NH183 ホノルル → 成田 11:50 15:05(翌日) 毎日
NH182 成田 → ホノルル 21:10 9:45(同日) 期間減便あり(下記参照)
NH181 ホノルル → 成田 13:00 16:15(翌日) 期間減便あり(下記参照)

4便ともA380フライングホヌでの運航です。成田発は夜に出て同じ日の朝ホノルルに着く、いわゆる「夜発朝着」パターンなので、到着日をまるまる1日使えます。ホノルル発は昼に出て翌日の午後に成田へ戻ります。

なお、2026年10月25日以降(冬スケジュール)のA380運航情報は、ANAから「決定次第案内する」とされています。冬の旅行を計画している方は、予約前に公式サイトで最新のスケジュールを確認してください。

このほか、羽田=ホノルル線としてNH186/185便が毎日運航しています。こちらはA380ではありませんが、成田便が減便対象日に当たったときの代替として覚えておくと便利です。

2026年度の減便期間と対象曜日

ANAが発表した2026年度の航空輸送事業計画(改訂版)により、成田=ホノルル線の1日2往復のうちNH182/181便が、2026年5月11日からおよそ1年間、期間を区切って運休します。対象の期間と曜日は次のとおりです。

減便期間 運休曜日(NH182/181) 運航曜日
2026年5月11日〜7月16日 月・水・木・土(5月は変則) 火・金・日
2026年9月2日〜11月5日 月・水・木・土(9月は変則) 火・金・日
2026年11月21日〜12月16日 月・水・木・土 火・金・日
2027年1月11日〜3月18日 月・水・木・土 火・金・日

ポイントは3つあります。

  • 減便の対象はNH182/181便だけ。NH184/183便と羽田発着のNH186/185便は毎日運航を維持します。
  • 減便期間中でも、火・金・日はNH182/181便が運航します。
  • 7月17日〜9月1日の夏休みシーズンは減便期間に含まれておらず、需要のピークには2往復体制が戻ります。

また、9月には変則的な日程が設定されています。ANA公式サイトによると、2026年9月19日〜9月30日のNH182/181便の運航日は、9月19日(土)・24日(木)・26日(土)・28日(月)・30日(水)です。この期間だけは「火・金・日」の原則が当てはまらないので、9月後半に旅行する方は日付単位で確認してください。

減便の背景としては、円安とハワイ現地の物価高で日本人観光客の需要が弱含んでいることが指摘されています。減便対象日の予約者には、ANAから振り替えの案内が行われています。減便のくわしい経緯と対処法は、記事末尾の関連記事にまとめてあります。

3機の見分け方 — ラニ・カイ・ラー

フライングホヌは、ハワイで神聖な生きものとされるウミガメ(ホヌ)を描いた特別塗装機で、全部で3機います。それぞれに愛称と色があり、空港で見ればすぐに区別できます。

号機 愛称(意味) 機体の色 機体記号 就航
1号機 ラニ(ハワイ語で「空」) ANAブルー — ハワイの空 JA381A 2019年5月24日
2号機 カイ(ハワイ語で「海」) エメラルドグリーン — ハワイの海 JA382A 2019年6月18日
3号機 ラー(ハワイ語で「太陽」) サンセットオレンジ — ハワイの夕陽 JA383A 2023年10月20日

3号機ラーの就航が遅かったのには理由があります。機体そのものは2021年10月に受領していたものの、コロナ禍で国際線需要が落ち込み、2年間定期便に投入されないまま成田空港にとどめ置かれていました。ようやくホノルル線にデビューしたのが2023年10月20日。ここでラニ・カイ・ラーの3機体制がそろいました。

なお、予約のときに「どの色の機体に乗るか」を指定することはできません。当日の機材繰りしだいなので、何色のホヌに会えるかは搭乗日の楽しみにとっておくのがよいと思います。空港の展望デッキから見分けるなら、青がラニ、緑がカイ、オレンジがラーです。

座席とクラス — 2階建て520席の内訳

夕方のワイキキビーチとホノルルの街並み。フライングホヌで向かうハワイの定番エリア
フライングホヌで向かうホノルル・ワイキキビーチ

フライングホヌは総2階建てのA380ならではの、ゆとりある520席仕様です。クラス構成は次のとおりです。

クラス 座席数 特徴
ファーストクラス 8席 ANAホノルル線で初導入。到着後は専用車両で入国審査エリアへ移動でき、ANA専用入国レーンを利用できる
ビジネスクラス 56席 フルフラットシート。羽毛コンフォーターなど寝具も充実
プレミアムエコノミー 73席 ホノルル線限定メニューあり。フライングホヌデザインのエコバッグつき
エコノミークラス 383席 日本の航空会社初のカウチシート「ANA COUCHii」を設定

この機材のいちばんの名物は、エコノミークラスのカウチシート「ANA COUCHii」です。3席または4席分のレッグレストを上げてベッドのように使える座席で、利用人数に応じた追加料金で予約できます。カウチシート専用の寝具(シーツマット・枕・毛布)も用意されるので、小さな子ども連れの家族旅行にはとくに向いています。夜発朝着の成田=ホノルル線で横になって眠れる価値は大きいです。

ファーストクラスがANAのホノルル線に設定されているのは、このフライングホヌだけです。エッティンガーのアメニティポーチや、空の上の最上級のお食事など、リゾート路線とは思えない本気の仕様になっています。

予約のコツ — 特典航空券の必要マイルとシーズン

フライングホヌはマイルの特典航空券でも予約できます。日本=ハワイ(ゾーン5)の往復に必要なマイル数は次のとおりです。2025年6月24日以降の予約・発券分に適用されている改定後の数字を載せています。

クラス ローシーズン レギュラーシーズン ハイシーズン
エコノミー 35,000 40,000 65,000
プレミアムエコノミー 53,000 58,000 88,000
ビジネスクラス 80,000 85,000 135,000
ファーストクラス 120,000 140,000 240,000

2026年のハワイ路線のローシーズンは、1月7日〜2月28日、4月1日〜4月27日、5月10日〜5月31日、7月1日〜7月15日です。この時期を狙えば、往復35,000マイルでフライングホヌに乗れます。いっぽう、年末年始・ゴールデンウィーク・夏休み(7月16日〜8月23日)はハイシーズンで、必要マイルが跳ね上がります。

予約するときに、わたしが実際に気をつけているポイントを挙げます。

  • 減便期間中にNH182/181便を狙うなら、運航日は火・金・日(9月後半は変則)。日付を先に決めてから便を探すと空振りしにくいです。
  • 曜日を気にせず予約したいなら、毎日運航のNH184/183便が確実です。
  • カウチシートは席数がかぎられているので、家族旅行なら早めの予約が安全です。
  • 減便で成田便の座席供給が減っている期間は、特典枠も取りにくくなりがちです。ローシーズンでも早めに動くことをおすすめします。
  • 成田便が取れないときは、毎日運航の羽田発NH186/185便も選択肢になります。

よくある質問

フライングホヌには、どの便を選べば確実に乗れますか

NH184/183便です。2026年度の減便対象はNH182/181便だけで、NH184/183便は毎日運航を維持しています。ANA公式の2026年7月3日〜10月24日のスケジュールでは、NH184/183・NH182/181の4便すべてがA380フライングホヌでの運航です。

2026年度の減便はいつまでつづきますか

減便期間は4つに分かれています。2026年5月11日〜7月16日、9月2日〜11月5日、11月21日〜12月16日、そして2027年1月11日〜3月18日です。対象はNH182/181便で、原則として月・水・木・土が運休、火・金・日は運航します。ただし5月と9月は変則的な日程が入ります。

ラニ・カイ・ラーのうち、どの機体に乗るか選べますか

選べません。どの色の機体が飛ぶかは当日の機材繰りによって決まり、予約時に指定することはできません。青がラニ(1号機)、エメラルドグリーンがカイ(2号機)、サンセットオレンジがラー(3号機)です。

カウチシート(ANA COUCHii)はどうすれば利用できますか

エコノミークラスの対象座席を、利用人数に応じた追加料金で予約します。3席または4席分のレッグレストを上げてベッドのように使え、専用の寝具(シーツマット・枕・毛布)も用意されます。席数にかぎりがあるため、早めの予約がおすすめです。

特典航空券は何マイルあれば乗れますか

日本=ハワイの往復で、エコノミーはローシーズン35,000マイルからです。ビジネスクラスはローシーズン80,000マイル、ホノルル線唯一のファーストクラスはローシーズン120,000マイルです(2025年6月24日以降の発券分)。

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この記事を書いた人
TE travel 編集部
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