
世界一周レストラン
旅の記憶は、味から立ちのぼってくることがあります。
街の名前もお料理の名前も忘れてしまっても、その味と香りだけは、はっきり覚えているものです。
アウグスティーナでいただいたコンソメスープ。これがほんとうのコンソメなんだと感動しました。
グレネリーのレストランでいただいたフレンチのコース。ケープタウンの近くにあるワイナリーで、景色とともに最高の時間をすごしました。
滬江大飯店の上海蟹のコース。濃厚な上海蟹はもちろんのこと、スープも小籠包もご飯もある蟹づくし。これを食べるためだけに、何度も香港を訪れたくらいです。
お料理の記憶とともに、そのときのシーンが頭のなかで再生されます。一緒に行った人の顔まで浮かんできます。
東京は、世界屈指の美食都市です
世界各国の本格的なレストランが集まる街です。フレンチやイタリアンだけでなく、アジア各国、アメリカ、アフリカの料理も、なんでもいただけます。
そんな環境があるのならば、それを生かして楽しく過ごしてみたい。
そう思って考えたのが、『世界一周レストラン』です。
月に1度、どこかの国のレストランを訪れて、そこでおいしいお食事をしながらおしゃべりをする。そして、世界一周を楽しむ。
都内の飲食店は15万軒くらいとされ、そのうち各国の料理を専門に出すお店は1万軒くらいではないかと思います。東京には100か国以上のレストランがあるようです。選びたい放題です。
食 × 文化は、食べる旅行学
ただ「おいしいね」で終わらせずに、なぜこの国ではこの食材が使われるのか、歴史的にどういう背景があるのか。そこをちょっと知ると、また新しい興味がわいてきます。
いってみれば、食べる旅行学です。
とはいえ、難しい話をするつもりはぜんぜんありません。さまざまな国の料理をいただきながら世界一周をする。それが目的です。
国が決まったら、その国のエピソードを調べておきます。そうやってちょっとずつ知っていくと、いつかその街を訪れたときに、すでに訪れたことのあるような親近感がわくと思います。
ひとつだけ、ルールがあります。乾杯のあいさつは、その国のことばで言いましょう。ドイツならば「プロスト!」「ツム・ヴォール!」のように。もちろん、アルコールは飲みたい人だけで。あ、その回がカフェだったら、恥ずかしいのでなしにしましょう。
パスポートに、入国スタンプを押します
参加する人には、入国審査があります。
いまの海外旅行は、入国審査が電子化されたり、簡略化されてスタンプを押されずに通過できることも増えました。待たされないのはありがたいことですが、パスポートのスタンプは旅の魅力でもあったので、ちょっとさみしい気もしています。
ひとつ前の期限が切れたパスポートは、出入国スタンプとVISAで溢れて押すところがなくなり、パスポートセンターでページを倍に増やしてもらいました。その分厚いパスポートをもって海外に行けるのが、うれしかった思い出があります。しばらく、そのパスポート番号を暗証番号にしていたくらいです。
なので、この会でも参加するごとにスタンプを押します。いってみればただのスタンプラリーなのですが、そんなところからも楽しんでもらえたらと思います。
パスポートはこちらで用意して、世界一周旅行者に差し上げます。毎回もってきてくださいね。忘れると、レストランに入れません。
やらないことが、3つあります
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マウントをとる会にはしません
どんなところにどれだけ行ったかは、ぜんぜんどうでもいいことです。「ハワイが好きで、ハワイしか行ったことがない」で、いい。「海外にはまだ行ったことがない」という人にも、参加してもらいたいと思っています。
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トンデモ料理にはチャレンジしません
わたしが嫌だからです。だれの口にも合わないような激辛メニューになることもありません。おいしくて、楽しくなるお料理がいいです。
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悪口で花が咲く居酒屋には行きません
人の悪口で盛り上がって騒ぐような、チェーン店の居酒屋のようなところには行きません。ステキな時間を過ごせるところを選びます。
ランチの会と、夜の会
2,000円〜3,000円くらいでいただけるレストランを探します。小さな子どもがいて海外に行きにくいママたちにも来てほしいからです。アフタヌーンティー(パリ)、クリームティー(イングランド)、ワッフル(ベルギー)、シナモンロール(フィンランド)のカフェもいいですね。
お酒を楽しみたい人のために。ベルギー・ビールの会では、ムール貝とフレンチフライで、ひたすらヒューガルデンをいただく。ボルドー・ワインの会。シャンパーニュやスパークリングで泡の会。アイデアは尽きません。
「国と地域」という括りだけでなく、さらに絞り込んでお料理のスタイルで探してもいいと思っています。世界の潮流であるオーガニック・レストランも魅力的だし、ニューヨーク・スタイルのTボーンステーキも楽しみです。
お店のリクエストをお待ちしています。得意な国を推薦してくれてもいいし、好きな国だけ参加してくれてもいい。食べるのが好きな人は、集うことの好きな人だと思います。
旅のスタイルは、人それぞれです
求める旅のスタイルは、だれかに決められるものではありません。それが正解で、それでいい。
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「世界遺産に行くのが趣味」
高貴な趣味です。本物の歴史や自然に圧倒され、教養が深まります。
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「その土地のおいしいものをいただきたい」
おいしい食事は旅の醍醐味です。わたしは旅先でいただくワインが好きです。おいしいワインがあるところには、おいしい食事が集まります。
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「バザールに行って買い物したい」
その土地の暮らしを感じられます。現地の人との交流が生まれます。
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「聖地巡礼をしたい」
メッカの話ではなく、スターの生誕地や撮影スポットめぐりのことです。わたしもジョン(レノン)の育ったストロベリー・フィールドや、インディーズ時代のライブハウス「キャバーン・クラブ」に行ったときは、めっちゃ感動しました。
以前のわたしは、新しい街に行くと電車やバス、トラムに乗って観光スポットをめぐり、そのまわりをずっと歩いていました。最近は、目的地に着いたらそれでおしまい。あとは、だいたいホテルにいます。「旅はなにもしないために行くところ」と言った人がいて、その影響を受けています。
あなたの旅のスタイルを、話しに来てくれませんか。
この会を考えた人
「世界一周」ということばを知ったのは、小学生のときに観た『長靴をはいた猫 80日間で世界一周』という映画でした。それから何十年も「いつか世界一周をしてみたいな」と思ってはいたものの、「空を飛べたらな」と同じくらいの、夢のような話でもありました。
学生時代のようなバックパック旅は、もうしたくない。エコノミーのカウンターの長蛇の列も、遅々として進まない入国審査も、たくさん経験しました。世界一周は、しんどい旅だと思っていました。
ところが、世界一周航空券というものがあり、しかもエコノミーではなくビジネスクラスで世界をめぐれるとわかって、一気に道がひらけました。2023年2月に出発して、9区間・7都市をまわってきました。
このTE travelは、その旅の記録を書いているブログです。旅行からさまざまなインスピレーションを受け、それが生きる躍動感につながり、仕事にも役立っています。あまり旅行をしていない人には、旅に出てさまざまな経験をしてもらいたいと思っています。
参加のしかた
LINEのグループをつくりました。いま10人ほどが参加しています。開催の案内は、このグループでします。
「あそこに行きたい」「ここがおすすめ」という情報もお待ちしています。
LINEのグループに入るかかるのは、その日のお食事代だけです。
興味ある人は、こちらに集まれ!
よくある質問
- どんな人が集まっていますか。
- ひとことでいえば、旅が好きな人です。どこにどれだけ行ったかは関係ありません。「ハワイしか行ったことがない」「まだ海外に行ったことがない」という人にも、参加してもらいたいと思っています。
- 参加費はいくらですか。
- その日のお店のお食事代です。ランチの会は、2,000円〜3,000円くらいでいただけるレストランを探します。夜の会はお店によります。
- お酒が飲めなくても大丈夫ですか。
- 大丈夫です。アルコールは飲みたい人だけで。乾杯のあいさつだけ、その国のことばでご一緒ください。
- パスポートは、本物のパスポートですか。
- この会のためにつくったパスポートです。こちらで用意して差し上げます。参加するごとに入国スタンプを押しますので、毎回もってきてください。忘れると、レストランに入れません。
- 毎回参加しないといけませんか。
- いいえ。好きな国の回だけの参加で大丈夫です。得意な国を推薦してくださるのも歓迎です。
- どこで開催しますか。
- 東京都内のレストランです。お店と日程が決まりしだい、LINEのグループでご案内します。
写真:Wikimedia Commons / PattayaPatrol / CC BY-SA 4.0
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