ヒルトンポイントの使い方 — 無料宿泊・アップグレードへの賢い使い方

このページは「ヒルトン・オナーズ 日本完全ガイド」のクラスター記事です。全体像を把握したい方は先に完全ガイドをご覧ください。

ヒルトン・オナーズのポイントは、貯めた先に何ができるのかが分かりにくいと感じる方が多いようです。使い道が複数あって、どれが得かを比べにくいのが理由のひとつです。

このページでは、ヒルトン・オナーズポイントの使い道を3つに整理したうえで、実際に価値を引き出せる使い方に絞って解説します。

コンラッド東京のエントランス。ヒルトン・オナーズポイントで無料宿泊できる上位ブランドのひとつ
ヒルトン・オナーズの上位ブランド、コンラッド東京。ポイントの使い道を考えるうえで無料宿泊は中心の選択肢になる。

ヒルトン・オナーズポイントの使い道3つ

ヒルトン沖縄瀬底リゾートのオーシャンビュー・ツインルーム。ヒルトンポイントの無料宿泊で泊まれる客室
オーシャンビューの客室。無料宿泊はヒルトン・オナーズポイントのもっとも代表的な使い道。

1. 無料宿泊(最もお得な使い方)

ヒルトンポイントの使い道のなかで、最も価値が高いのが無料宿泊です。ポイントで宿泊するときの価値は、1ポイントあたり0.4〜0.8円程度が目安ですが、繁忙期の高単価なホテルに使うと1ポイントあたりの価値がさらに上がります。

ヒルトンポイントによる無料宿泊には「5泊目無料」という特典もあります。これはゴールド以上のエリート会員が対象で、ポイントで5連泊を1件の予約としてまとめると、5泊目のポイントが不要になる仕組みです。長めの旅行をポイントで予約するときには意識しておくと価値が増します。

2. ルームアップグレード

ダイヤモンド会員やゴールド会員であれば、チェックイン時にアップグレードを受けられることがありますが、ポイントを使って上位の部屋タイプを予約することもできます。

ただし、アップグレードにポイントを使う場合のコストパフォーマンスは、ホテルによってかなり異なります。高単価のスイートへのアップグレードであればポイントの価値を発揮しやすいですが、スタンダードルームから上位スタンダードへの変更では割に合わないケースが多いです。

3. マイルへの移行

ヒルトンポイントはANAマイルをはじめとした複数の航空会社マイルに移行できます。移行レートは通常10ポイント→1マイル(ANAの場合、ヒルトンポイント10,000=1,000マイル)です。ただし、マイルへの移行は1ポイントあたりの価値が最も低くなる使い方のひとつです。余ったポイントの処理としては選択肢になりますが、貯めたポイントを積極的にマイルへ移すのはおすすめしません。

最もお得な使い方ランキング

リゾートホテルのプールを上から見た様子。ヒルトンポイントの無料宿泊はリゾート滞在で価値が高まる
リゾートホテルは1泊あたりのポイント単価が高く、無料宿泊の価値を引き出しやすい。
順位 使い方 1ポイントの目安価値 コメント
1位 無料宿泊(5泊目無料含む) 0.5〜0.8円 繁忙期の高単価ホテルで最大効果
2位 スイートへのアップグレード 0.4〜0.6円 スイートの通常価格が高いホテルに限る
3位 マイル移行 0.2〜0.3円 最終手段として。積極利用は非推奨

ポイントの有効期限と失効対策

ヒルトン・オナーズポイントには有効期限があります。ポイントの有効期限は「最後にポイントの動きがあってから24ヶ月」です。つまり、何らかのポイント活動(宿泊・カード利用・提携サービスの利用など)があれば期限はリセットされます。

失効を防ぐための主な方法は以下のとおりです。

  • ヒルトン・オナーズカードを日常的に利用する(毎回の利用でポイントが加算され期限がリセットされる)
  • 提携パートナー(レンタカー・ショッピング・食事)でポイントを獲得する
  • ポイントを友人・家族に転送する(移動した側のアカウントでもリセット扱い)

長期間ヒルトンブランドを使わない予定がある場合は、ポイント共有(プーリング)でまとめて使うなども選択肢に入ります。

ポイント共有(プーリング)の活用

ヒルトン・オナーズには「ポイント共有(プーリング)」という機能があります。複数のアカウント間でポイントを送り合い、1つのアカウントに合算できる仕組みです。家族や旅行仲間でポイントを合算し、まとまった無料宿泊に使うときに便利です。

ポイント共有の手続きは、ヒルトン・オナーズの公式サイト(会員ページ)から行えます。ただし共有は片方向の移動で、いったん送ったポイントは送り主のアカウントには戻せません。合算する際はまとめる先をよく決めてから移してください。

ヒルトンアメックスカードとの連携

エグゼクティブラウンジのハッピーアワー。スパークリングワインと前菜、オーシャンビュー。ヒルトンの上級会員特典
上級会員のラウンジ特典。ヒルトンアメックスはステータスと連動し、滞在体験を底上げする。

ヒルトン・オナーズのポイントを効率よく貯めるには、ヒルトン・オナーズ アメックスカードとの組み合わせが基本になります。

カードの利用でヒルトン・オナーズポイントが貯まり、年間利用額に応じてゴールドやダイヤモンド会員資格も得られます。アップグレード・ラウンジ・朝食といったエリート特典を毎回受けられるようになると、ポイントの価値がさらに引き立ちます。

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よくある質問

ヒルトンポイントの5泊目無料はどのように適用されますか?
ゴールド以上のエリート会員が対象の特典です。ポイントで5連泊を1件の予約としてまとめると、5泊目のポイントが不要になります。5泊分を1件の予約としてまとめる必要があるため、途中でキャンセルや変更をすると適用されなくなる場合があります。
ヒルトンポイントはANAマイルに移行できますか?
できます。移行レートはヒルトンポイント10,000に対してANAマイル1,000(10:1)です。ただし、1ポイントあたりの価値は宿泊に使う場合より低くなるため、余ったポイントの処理以外での積極的な移行は推奨しません。
ポイントが失効するのはどのような場合ですか?
最後のポイント活動から24ヶ月間、何もポイントの動きがなかった場合に失効します。ヒルトン系ホテルへの宿泊・ヒルトン・オナーズカードの利用・提携サービスの利用などが活動としてカウントされます。
共有(プーリング)したポイントは、あとで送り主に戻せますか?
戻せません。ヒルトン・オナーズのポイント共有は片方向の移動で、いったん別のアカウントへ送ったポイントを送り主に戻すことはできません。合算するときは、まとめる先のアカウントをよく決めてから移してください。
ポイントで宿泊した場合もエリート会員の特典(朝食・ラウンジ)は使えますか?
はい。ポイント宿泊でもエリート会員資格(ゴールド・ダイヤモンド)を持っていれば、アップグレードや朝食無料などの特典は通常どおり適用されます。

この記事を書いた人
TE travel 編集部
TE travel は、Team Elite メンバーによる旅行記録サイトです。ANAダイヤモンド・マリオット チタンエリート・ヒルトン ダイヤモンドなど、各プログラムの上級ステータスを実際に取得・維持しながら、ファーストクラス・ビジネスクラス・ラグジュアリーホテルを体験した記録を発信しています。ポイント・マイルの使い方から、上級会員だけが知る現場の実感まで、数字では伝わらない情報をお届けします。