サンフランシスコは、アメリカ西海岸の中でも独特の個性を持つ街です。急な坂道、海からの霧、走るケーブルカー、そして湾に広がる絶景 — 「アメリカらしい」と言われながら、どこかヨーロッパの港町を思わせる空気があります。
日本からはANAが成田 — サンフランシスコ(SFO)の直行便を運航しており、飛行時間は約10時間。ロサンゼルスより近く、アメリカ西海岸の中でも行きやすい目的地のひとつです。
サンフランシスコへのアクセス
日本からサンフランシスコへの主なアクセス手段は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 直行便(ANA) | 成田 — サンフランシスコ(SFO)/ 飛行時間 約10時間 |
| 直行便(JAL・ユナイテッド) | 成田・羽田 — SFO / 同じく約10時間 |
| 時差 | 日本より17時間遅れ(夏時間は16時間) |
| 空港から市内 | BART(高速鉄道)で約30分。ユニオンスクエアまで直通 |
| ANAマイルでの利用 | ANA特典航空券でビジネスクラス往復約90,000マイル(時期による) |
BARTはSFO空港のターミナルと直結しており、ユニオンスクエア(Powell駅)まで約30分、片道10ドル前後です。深夜到着でなければタクシーより快適でコストも低い。
サンフランシスコの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 言語 | 英語(スペイン語・中国語も広く話される) |
| 通貨 | USドル($) |
| 気候 | 一年を通じて涼しい。夏でも最高気温20度前後。霧が多い |
| ベストシーズン | 9〜11月。霧が晴れやすく、気温も安定する |
| 市内移動 | BART・Muni(路面電車)・ケーブルカー・Uber/Lyft |
ゴールデンゲートブリッジ
サンフランシスコといえば、まずこの橋です。全長2,737メートルの吊り橋で、オレンジレッドの色が霧の中に浮かぶ光景はどの写真でも見慣れていながら、実物の存在感はやはり別格です。
ベストビューポイントはいくつかあります。
- バッテリー・スペンサー(北側の砦跡):橋と海の両方が見渡せる定番スポット。車かUberで行く必要がある
- クリッシーフィールド(南側):海沿いから橋全体を眺められる。市内から徒歩でもアクセス可能
- 橋の上を歩く:自転車や徒歩で渡れる。片道約40分。風が強く、上着は必須
橋そのものの観光は無料。車で渡る場合はETCにあたる「FasTrak」が必要になるため、レンタカー利用の場合は事前に確認してください。
フィッシャーマンズワーフ
サンフランシスコ北側の港エリアで、シーフードと観光施設が集まっています。派手な観光地ではありますが、ダンジネスクラブ(カニ)の屋台、クラムチャウダーをサワードウブレッドのボウルに入れたもの、シュリンプカクテルなど、この場所ならではの食べ歩きがあります。
エリア内にあるピア39は観光客向けのショップが並ぶ桟橋で、桟橋の先にアシカが集まる場所があります。近くで見ると予想以上に大きく、においも強烈ですが、サンフランシスコ名物のひとつです。
フィッシャーマンズワーフからはアルカトラズ島へのフェリーも出ています。アルカトラズは連邦刑務所跡で、アル・カポネも収容されていたことで知られます。音声ガイド付きツアーが充実しており、半日は十分楽しめます。チケットは事前予約が必須です。
ユニオンスクエアとショッピング
市内中心部のユニオンスクエア周辺は、ハイエンドブランドが集まるショッピングエリアです。ニーマン・マーカス、ルイ・ヴィトン、グッチ、ティファニーなどが並んでいます。
ローカルショッピングなら、同じく中心部のヘイズバレー地区がお勧めです。地元デザイナーのショップ、セレクトショップ、カフェが混在しており、ユニオンスクエアよりも落ち着いた雰囲気で買い物できます。
ケーブルカー
サンフランシスコを象徴する乗り物で、今も現役で走っています。観光用ではなく、市の公共交通機関です。1回7ドルで乗れ、「Clipper Card」という交通系ICカードがあれば割引になります。
急勾配の坂を下るときの景色と開放感は、ほかのどの乗り物でも体験できません。混雑しているので、時間に余裕を持って乗るのがよいです。
サンフランシスコのホテル選び
エリアによってホテルの雰囲気がかなり異なります。
| ホテル名 | エリア | 特徴 |
|---|---|---|
| フォーシーズンズ サンフランシスコ | ユニオンスクエア | 市内最高峰のラグジュアリーホテル。観光・ビジネス両対応 |
| フェアモント サンフランシスコ | ノブヒル | 1906年創業の歴史的ホテル。市内を見渡せる高台の立地 |
| パレスホテル(マリオット) | ダウンタウン | 1875年創業。ガーデンコートと呼ばれる吹き抜けロビーが圧巻 |
| ハイアット リージェンシー | エンバーカデロ | フェリービルディング・ベイブリッジに近い。ポイント利用しやすい |
| シェラトン グランド | ユニオンスクエア | SPGポイント利用に適した立地。改装済みで清潔感がある |
高級ホテルはユニオンスクエア周辺かノブヒルに集中しています。フィッシャーマンズワーフ近辺のホテルは、観光スポットへのアクセスはよいですが、深夜帯の治安や宿の質は慎重に選ぶ必要があります。
食事 — サンフランシスコで食べたいもの
サンフランシスコは多様な食文化が凝縮された街です。中でも外せないのは以下の3つです。
- クラムチャウダー(ボウル):フィッシャーマンズワーフの名物。地元のサワードウブレッドをくり抜いたボウルに入って出てくる
- ダンジネスクラブ:カリフォルニアのカニ。11月〜3月がシーズン。蒸してシンプルに食べるのが一番うまい
- ミッションバリオのブリトー:地元民が通う本格的なメキシカン。1本でかなりのボリューム
ミシュランレストランも多く、ハイエンドな食事を求めるなら「Quince」「Saison」「Benu」などが選択肢に入ります。ただし、予約は数週間前から必要なことが多いです。
よくある質問
Q. サンフランシスコは何泊が適切ですか?
主要観光スポットをひと通りまわるには3〜4泊が目安です。ゴールデンゲートブリッジ・フィッシャーマンズワーフ・アルカトラズ・ユニオンスクエアを余裕を持って回るなら4泊がベターです。シリコンバレーやナパヴァレーへの日帰り旅行を組み合わせる場合は、5〜6泊の余裕を持つとよいです。
Q. サンフランシスコの夏は本当に寒いですか?
はい。「カリフォルニアの夏」のイメージとはかなり異なります。7〜8月は霧が多く、最高気温が18〜20度前後になる日も多いです。薄手のジャケットかフリースは必須です。もっとも気候が安定しているのは9〜11月で、晴れた日が多く、気温も日中は22〜25度程度になります。
Q. ANAマイルでサンフランシスコのビジネスクラスに乗れますか?
乗れます。ANA特典航空券でのビジネスクラス往復は、通常シーズンで約90,000マイルが目安です。ANA便のほか、スターアライアンス加盟の他社便にも使えます。ユナイテッド航空のポラリスビジネスクラスも同じ枠組みで利用可能です。ただし、特典座席の空きは早めに確保するのが鉄則です。
Q. 市内の治安はどうですか?
エリアによって差があります。ユニオンスクエア・フィッシャーマンズワーフ・ノブヒルは比較的安全です。テンダーロイン地区・マーケットストリート周辺は夜間は避けた方が安心です。近年はダウンタウンの路上状況が悪化しているという報道もあり、深夜の一人行動は注意が必要です。Uberの活用で不安なエリアを避けるのが実用的な対策です。
Q. ナパヴァレーへの日帰りはできますか?
できます。サンフランシスコからナパヴァレーまで車で約1時間15分〜1時間30分です。ただし、ワインを飲む場合は運転できないため、ツアーバスの利用か、同行者に運転を頼む必要があります。現地のワイナリーツアーを予約するか、サンフランシスコ発のデイツアーに参加するのが一般的です。
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