コートヤード・バイ・マリオット 沖縄リゾート 開業レポート|名護・喜瀬ビーチのマリオット新ホテルを徹底解説

2026年6月15日、沖縄・名護市のビーチフロントにコートヤード・バイ・マリオット 沖縄リゾートが開業した。沖縄本島北部を代表するリゾートエリアに誕生した新ホテルは、マリオット ボンヴォイ会員にとって見逃せない一軒だ。

かつて「かねひで喜瀬ビーチパレス」として長く愛されてきた場所を全面改装・リブランドして誕生したこのホテル。新しいブランドの衣をまとっても、喜瀬ビーチが持つ白浜の美しさは変わらない。目の前に広がる名護湾と周囲のやんばるの山々が織りなすパノラマは、沖縄本島北部でしか体験できないものだ。

ロケーション——やんばると海の間に立つ

那覇空港から沖縄自動車道を使えば約60分。国道58号線経由では約100分。沖縄本島北部の名護市喜瀬に位置し、世界自然遺産に登録されたやんばるの玄関口でもある。

ホテルの目の前は喜瀬ビーチ。白い砂浜と澄んだ海が広がり、名護湾の穏やかな水面が南国の光を反射する。ビーチフロントという立地は、オーシャンビューの客室から眺める朝の海が格別だということを意味している。

周辺には観光スポットも豊富だ。ブセナ海中公園の海中展望塔では、色鮮やかなサンゴ礁や魚たちを水中から観察できる。かねひで喜瀬カントリークラブではゴルフも楽しめる。そして少し北上すればやんばるの森が広がり、固有の動植物に出会うことができる。那覇を拠点にした旅行とは一線を画す、北部ならではの滞在体験がここにある。

客室——170室すべてにこだわりの眺望

全170室のモダンな客室を備える。タイプ別の構成は以下の通りだ。

客室タイプ 広さ ビュー 室数
スーペリア 19㎡ フォレストビュー 8室
デラックスダブル 31㎡ オーシャンビュー 75室
デラックスキング 31㎡ オーシャンビュー 19室
プレミアムダブル 31㎡ オーシャンビュー 44室
プレミアムキング 31㎡ オーシャンビュー 17室
コーナースイート 46㎡ オーシャンビュー 2室
サンセットスイート 59㎡ オーシャンビュー 4室
喜瀬スイート 76㎡ オーシャンビュー 1室

注目は、オーシャンビュールームに完備されたプライベートバルコニーだ。170室のうち大半がオーシャンビューというのは、このホテルのロケーションの強みを最大限に活かした設計といえる。デラックスタイプは31㎡と標準的な広さだが、バルコニーがあることで空間に広がりが生まれる。

スイートルームはいずれもオーシャンビューで、すべての部屋から美しい夕日を眺めることができる。なかでも76㎡の喜瀬スイートは全館で唯一の一室。贅沢な滞在を求めるなら、迷わず選びたいカテゴリーだ。

マウンテンビュールームであるスーペリアは8室のみと数が少ないが、やんばるの豊かな緑を正面から眺める体験は、海とは異なる沖縄の魅力を感じさせてくれる。

多くの客室は最大4名まで宿泊できる設計になっており、ファミリーやグループ旅行でも使いやすい。スイートルームにはゆとりあるリビングスペースが備わり、長期滞在やビジネス利用にも対応している。

マリオット ボンヴォイ会員としての視点

コートヤード・バイ・マリオットは、マリオット ボンヴォイの中でも「上質なビジネス旅行・レジャー」を位置づけたブランドだ。ラグジュアリーカテゴリーのリッツ・カールトンやJWマリオットほどの格式はないが、そのぶんポイント交換時のコストパフォーマンスは高い。

沖縄本島北部のマリオット系列ホテルとしては、ルネッサンス リゾート オキナワ(恩納村)やシェラトン沖縄サンマリーナリゾート(恩納村)が先行して存在していたが、名護市北部エリアへの進出は今回が初となる。やんばるや美ら海水族館に近いロケーションを優先するなら、このホテルが最有力候補になる。

チタンエリート以上のメンバーはラウンジアクセスやスイートアップグレードの恩典がある。170室というコンパクトな規模は、上級会員にとってアップグレードの確率が高いという意味でも魅力的だ。

レストラン&バー——沖縄の食文化を体験する

館内オールデイダイニング「潮香(Shioka)」は、沖縄ならではの食材や郷土料理を楽しめるレストランだ。朝食ビュッフェからランチ、ディナーまで対応し、カジュアルなリゾート気分の中で食事を楽しめる。

注目はビーチフロントテラスで楽しむ本格バーベキューだ(BBQデラックス 7,700円〜)。沖縄県産和牛、新鮮な魚介、地元野菜を自分のペースで焼きながら、目の前の海を眺める体験は、室内レストランでは得られないものだ。沖縄では家族や友人と海辺でバーベキューを囲む文化が根付いているが、それをリゾートホテルのクオリティで体験できるのが魅力だ。

ロビーラウンジ&バー「THE LOUNGE」では、名護湾を目の前に開放的な空間が広がる。シグネチャーカクテル「ディープブルー」(1,000円)は泡盛をベースにした一杯で、沖縄の自然と文化から着想を得たオリジナルレシピだ。夕暮れ時にこのカクテルを片手に名護湾を眺める時間は、旅の締めくくりにふさわしい体験になるはずだ。

館内施設——マリンアクティビティからイベントまで

ビーチフロントの立地を活かしたマリンクラブ「Marine Club Berry」では、マリンアクティビティのプログラムを提供する。シュノーケリング、カヤック、SUPなど、沖縄の海を満喫できるアクティビティが揃う。フィットネスセンターとキッズクラブも完備されており、大人も子どもも滞在を楽しめる環境が整っている。

ホテル10階に位置するイベントスペース「Coral(コーラル)」は、180度のパノラマオーシャンビューが広がる特別な空間だ。自然光がたっぷりと差し込む設計で、会議やプライベートパーティー、ウェディングパーティーまで幅広いシーンに対応する。名護湾を一望しながらの会議は、都市のホテルでは絶対に体験できない唯一無二の環境だ。

アクセスと基本情報

項目 詳細
住所 沖縄県名護市喜瀬115-2
アクセス(自動車道) 那覇空港より沖縄自動車道利用 約60分
アクセス(一般道) 那覇空港より国道58号線利用 約100分
TEL 0980-52-5151
客室数 170室
開業日 2026年6月15日

那覇を起点に沖縄本島を周遊するスタイルでは、美ら海水族館(本部町)ややんばるへのアクセスを考えると、名護市内または北部での一泊が効率的だ。このホテルはその拠点として最適な位置にある。名護市内の中心部からも近く、沖縄そばや地元グルメを楽しみに出かけることもできる。

よくある質問

コートヤード・バイ・マリオット 沖縄リゾートはいつ開業しましたか?

2026年6月15日(月)に開業しました。沖縄県名護市喜瀬のビーチフロントに位置し、旧「かねひで喜瀬ビーチパレス」を全面改装・リブランドして誕生しました。

那覇空港からのアクセス方法は?

那覇空港から沖縄自動車道を利用して約60分、国道58号線経由では約100分です。レンタカーでのアクセスが便利です。

マリオット ボンヴォイのポイントで宿泊できますか?

はい、マリオット ボンヴォイの正式加盟ホテルとしてポイント宿泊が可能です。コートヤード・バイ・マリオットはボンヴォイの中でもポイントコストパフォーマンスの高いカテゴリーに属しており、上位会員にはアップグレードなどの特典も適用されます。

客室はどのようなタイプがありますか?

全170室の客室があり、スーペリア(19㎡・フォレストビュー)からデラックスダブル・キング(31㎡・オーシャンビュー)、プレミアムダブル・キング(31㎡・オーシャンビュー)、コーナースイート(46㎡)、サンセットスイート(59㎡)、喜瀬スイート(76㎡)まで揃っています。オーシャンビューの客室にはプライベートバルコニーが完備されています。

ホテル周辺の観光スポットはどこがありますか?

ブセナ海中公園の海中展望塔(サンゴ礁観察)、かねひで喜瀬カントリークラブ(ゴルフ)、ユネスコ世界自然遺産のやんばる地域、美ら海水族館(本部町・車で約30分)などが近隣にあります。

この記事を書いた人
TE travel 編集部
TE travel は、Team Elite メンバーによる旅行記録サイトです。ANAダイヤモンド・マリオット チタンエリート・ヒルトン ダイヤモンドなど、各プログラムの上級ステータスを実際に取得・維持しながら、ファーストクラス・ビジネスクラス・ラグジュアリーホテルを体験した記録を発信しています。ポイント・マイルの使い方から、上級会員だけが知る現場の実感まで、数字では伝わらない情報をお届けします。