覚悟には、レベルがあります。
宣言する、コミットするというレベルの覚悟は、初級編です。
もちろん宣言することは素晴らしいことですが、行動をしていない段階や結果を出していない状態では、まだスタートラインに立ったところです。
ぼくは覚悟ということばを使っていいのは、人を幸せにする、と言ったときからだと考えています。
「あなたを幸せにします」
と直接伝えて、
「あなたについていきます」
と返事をもらったときから、本当の意味での覚悟を使える準備が整ったと考えています。
人を誘う、人を口説くというのは、大きな責任がのしかかります。
人を幸せにするためには、今のままではダメ。
今の自分よりも、レベルアップしなければなりません。
そして、その責任をまっとうするべく努力をすることで、覚悟が宿ります。
がんばります、程度のものではないのです。
ビジネスは、しばしば恋愛になぞらえます。
プロポーズをする際に、保証もエビデンスもなにもないのに、根拠のない自信だけで
「幸せにします!」
と告げます。
でも、そのときの心意気と意思は、本気です。
それと同じくらいのレベルで、一人ひとりのクライアントと向き合っていかなければなりません。
そうすることによって、あなたの器になります。
覚悟の質が、あなたの器の大きさを示します。
シュテルン
吉岡岳彦