成長しつづける会員組織の3つの重要なポイントを解説します|チーム・ビルディング・プログラム

 

【 サマー・プロジェクト 第一弾 】

成長しつづける会員組織 3つの重要なポイント
チーム・ビルディング・プログラム

 

 

 

世界で最も優れたマニュアル

 

新卒で入社した子ども服の会社では、半年で店長になりました。社会人になったとはいえ、入社後間もないまだ右も左もわからない新人社員を店長にしてしまうのは、ちょっと無茶な話です。

ただその会社には、マニュアルとルールがありました。なので、その仕組みに則って行うことで、なんとかやっていけました。

 

ディズニーランドで

 

思えば、学生のときにキャストをしていたディズニーランドでは、優れたマニュアルが存在していました。僕がいた当時は、世界で最も優れたマニュアル
と言われていました。おそらく今でも、そういう存在だと思います。

ディズニーランドのマニュアルが優れている理由は、本国アメリカが人種や宗教の坩堝(るつぼ)だからです。

ある人にとって当たり前のことも、ある人にとっては非常識だったりする。そのため、マニュアルとしてしっかりルールを定めて、それを教育していかなければならないという背景があります。日本にはの阿吽(あうん)の呼吸がありますが、そういう共通認識のないアメリカゆえ、マニュアルが発達したわけです。

ひるがえって、今日本人に阿吽があるかと言えば、かなり失われかけていると言えます。

これは社会批判をしているのではないです。人それぞれの感覚が違っていい。世代間ギャップや信じていることの違いなどから、さまざまな発想があっていい。むしろ、良いことだと思っています。

けれども裏を返せば、それだからこそ行動指針となるマニュアルがないと、まとまるものもまとまらなくなってしまいます。

 

歯科医院で

 

10年ちょっと前、どっぷり歯科の世界にいました。ざっと1,000軒以上の日本各地の歯科医院を訪問しました。そしてそのほとんどに、マニュアルとは言わずも、行動指針を示すようようなものはありませんでした。

もちろん医療なので、歯科医師も歯科衛生士も国の定めたガイドラインに沿って治療やメインテナンスをしています。

なかには、コンサルティング会社が入って、ひっかきまわしている医院もありましたが、自発的な行動を促すものではなく、恐怖マネジメントで強制しているようでした。

つまり、歯科医院内の教育システムはほとんどない、という状況です。

 

協会で

 

歯科医院はスモール・ビジネスです。歯科医院に限らず、中小零細企業では教育システムがありません。

そして、協会は、というと、スタッフや会員の行動指針なるものは皆無です。

この話、僕は日本の闇ではないかと思っています。もう右向け右の時代ではなく、ふつうが存在しない時代です。でも、全体の90%とも言われる中小零細企業には、マニュアルがない、のです。

 

 

チーム・ビルディング

 

チーム・ワークは、共同で作業を行うこと。

チーム・ビルディングは、個人の強みを活かしてチームをつくりあげること。

 

クレド(ザ・リッツ・カールトン)

 

はひとり戦略会議をするために、よくホテルに泊まります。どちらかといえば、無理してそういう時間をつくるようにしています。

ホテル・ブランドのなかでは、群を抜いてザ・リッツ・カールトンが好きです。最高級ランクのラグジュアリー・ホテルなので、なかなか毎回のように泊まることは叶いませんが、ステイのたびに感動させられます。

ザ・リッツ・カールトンのスタッフは、エンゲージメントという言葉を使います。

僕が感動するのは、そのエンゲージメントに対するスタッフの心のもち方で、他のホテルでは味わえない絶妙な距離感があります。

ザ・リッツ・カールトンのスタッフは、いつも《クレド》を携帯しています。

クレドとは、スタッフが心がける行動指針を記したものです。

これをいつも携帯し意識することで、正しい判断ができるようになります。そしてまた、主体的に行動ができるようになります。

よく言われるザ・リッツ・カールトンでの感動体験は、それぞれのスタッフが目の前のゲストに喜んでもらおうと、積極的な試みをしてくれることで生まれます。それがすごいのです。

そんなマニュアルがあるわけではなく、スタッフそれぞれのアイデアから生まれます。

優れたホスピタリティは、ただルールがあればいいというものではなく、あるいは、教育しているから大丈夫というものではありません。スタッフが主体的に行動を起こしたくなる仕組みがあることが大事です。

そして、のびのびと生き生きと工夫してもいい許された環境がうることが大事です。

いつも自分で考えて行動したくなる風土があることで、人がブランドをつくります。

それを可能にするために、ザ・リッツ・カールトンには、クレドを中心を据えた仕組みづくりがあります。

 

SCSE(ディズニーランド)

 

ディズニーランドには、キャストの行動指針となる《SCSE》という言葉があります。

SCSE とは、

 Safety(安全、やすらぎ)
 Courtesy(礼儀正 しさ)
 Show(ショー)
 Efficiency(効率)

の頭文字をとったものです。

すべてのキャストにとっ て、ゲストに最高のおもてなしを提供するための判断や行動のよりどころになるものです。

SCSEの順に行動の優先順位を定めていて、それをもとにさまざまな状況に応じてキャストが考えて行動します。

なので、ディズニーランドでは、混んでいるからといって危険を顧みずに効率を優先するようなことはしないわけです。

僕がいたのは[5イヤーズ]のイベントをしていた頃ですが、当時から蒸気船の船長だからといって笑顔(礼儀正しさ)のないショーを演じることは
いけないものと、口酸っぱく言われました。

SCSEによって一定の基準を設けられ、文化となっています。長期に渡って質の高いエンゲージメントが保たれています。

 

Our Mission(スターバックス)

 

スターバックスには、Our Missionがあります。

人々の心を豊かで活力あるものにするために

― ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから

というOur Missionです。いわば、これがスターバックスのクレドになります。

 

スターバックスでは、上司から「〇〇しなさい」という命令はなく、あなたがどうしたいのかどう成長したいのかを問いかける WHY WE’RE HERE(私たちがここにいる理由)を大切にしています。

さて、ディズニーランドのキャストとスターバックスのスタッフに共通点があります。そのどちらも、スタッフがゲスト以上にブランドを愛していることです。少なくとも、そう感じることができます。

ブランドを大好きな人が、スタッフとして入社してくる。ここが秀逸なのです。

SCSEやOur Missionが成立するのは、スタッフがだれよりも自社を愛している。だから、優れたサービスを提供できます。

よく行くレストランなどで、新人のアルバイトがいるとき、そのアルバイトがそこのレストランを利用したことがないというシーンで出会います。すると、ズレた接客をされるときがあります。

だからといって、なにか意地悪なことを言うわけではないですが、客として利用していないからお客さんの気持ちがわからず、不思議なことを言われることがあります。

ディズニーランドやスターバックスでは、そういうことが起きにくいです。なぜならば、自ら利用しているからです。

 

採用に問題がある

 

ダメなスタッフがいる。なかなか積極的に働いてくれない。学ぼうとしてくれない。

ビジネスがうまくいかないとき、おおよそ集まったメンバーがよくないと判断したくなることがあると思います。

たしかに、そうなのかもしれません。でも、その原因となるのは、採用に問題があるからです。

たくさんの企業や協会、クリニックやコミュニティを見てきて、あるいは、これまで自分の実践経験から、ハッキリ言えることがあります。

「いいスタッフがいない」と嘆いているときには、しっかり採用をしていないことが原因になっています。

それは採用方法に改善の余地があって、さらに、その組織に理念やミッションがないことで、望んでいない人を集めてしまっていることがあります。

また、採用でせっかく理想的なスタッフを雇えたとしても、しっかりとした教育システムがなく、その結果、理想的でないスタッフに育ててしまったということもあります。

 

協会はセミナー事業と違う

 

上記の内容はスタッフ教育についてですが、協会のようなコミュニティを築いていく際には、スタッフはもとより、会員やメンバーを理想的な仲間に育てていかなければなりません。

「協会が立ち上がった。でも、会員が増えない。会員に活動を促すことができない。主体的に動いてくれる会員はいない」。

ほとんどの協会では、[教えるー習う]だけの関係で終わりにしてしまっています。いわば、セミナー事業になっています。

もうセミナービジネスを手本に協会事業を組み立てても、うまくいきません。そのスタイルの協会は、2017年の時点で“絶滅危惧種”になっています。

協会づくりがセミナー事業だと勘違いしているならば、すぐに情報をアップデートしてください。

 

このプログラムで獲得できること

 

なぜあなたの協会が伸びないのか

 

理由1

協会が停滞してしまう理由のほとんどが、協会の活動目的をしっかり言語化できていないこと。

つまり、理念が明確でなく、方向性が示せていないことがあげられます。

理由2

協会をセミナービジネスと誤って思い込んでしまっているために、講座で教えることが協会がすること(サービス)だと勘違いしていること。

つまり、理念があいまいで、かつ会員の役割が明確でないため、集まった会員に活動を促せないことがあげられます。

理由3

講座で教えることが会員教育だと思っていること。講座と教育はまったく別物である、ということを知らないこと。

つまり、会員コミュニティの形成方法がわかっていないことがあげられます。

 

それらを改善します。

 

チーム・ビルディング・プログラム

 

プログラムは、座学と研修になります。以下、詳細です。

 

⭐︎ DAY 1 : 理念の構築

⭐︎ DAY 2 : 行動指針の作成

⭐︎ DAY 3 : 教育

⭐︎ プログラム終了後、3か月間のフォロー

 

理念の構築

会員が主体的に協会の活動を行うための活動目的を言葉にします。あなたの協会にあった理念を一緒につくります。

協会の理念とは、協会の存在意義であり、活動目的です。美しく揺るぎない理念を構築して、協会として向かうべく方向性を確立しましょう。

誇れる理念が構築できれば、それが選ばれる理由となり、協会が理想とする会員を集めることができます。

 

行動指針の作成

会員が主体的に協会の活動を行うための行動指針を作成します。あなたの協会にあったクレドを一緒につくります。

クレドのテンプレートを用意します。ザ・リッツ・カールトンのクレド、ディズニーランドのSCSE、スターバックスのOur Missionを参考に、あなたの協会のあった行動指針を作成します。

すべての会員が同じ意識で活動することで、はじめて社会に影響を与えられます。

 

教育

会員が主体的に協会の活動を行うように会員教育をします。吉岡が直接会員に話をします。

教育でいちばん難しいのが、定着です。理念も行動指針も、定着させることが大切です。どんなに素晴らしことをマネても定着できないようだと、なにもしなかったことと同じになってしまします。

スタッフも会員も同じ方向を向いて活動する協会づくりをサポートします。

 

詳細

 

このプログラムで獲得できることは、僕しか話せない、他では学べないことです。今後、一切同じワークショップは行いません。

3名限定の、募集期間は3日間のみ

本日 2023年7月13日(木)7:00AM から 7月16日(日)21:00PM まで。

 

最上級サポートプラン[理事参画コース]でのみお伝えしている実践内容を今回限りのスペシャル企画でお届けします。

2023年8月より、スタートします。日程はあなたの都合を優先して決定します。

 

このプログラムは、すでに協会を立ち上げられている理事長さん向けですが、これから早急に協会設立を考えている理事長さんや、理事会より命を受けて切り盛りしている事務局長さんなどが受講されても構いません。

受講は同一協会であれば、何名で受講しても構いません。

 

受講料:22万円(分割可)

※ 理事参画コース(月額33万円〜)と同じ内容です。

 

 

お申し込み お問い合わせは こちら